引っ越しは「業者も呼ばず、家族でひっそり」のつもりが。一輪車を持った住人まで集まってきて!?

引っ越しは「業者も呼ばず、家族でひっそり」のつもりが。一輪車を持った住人まで集まってきて!?

筆者の話です。
年末ぎりぎりの引っ越し作業を、私と弟が先走って始めたある日。
気づけば、ご近所の「島らしい大集合」が起きていました──その理由とは。

待ちきれず始めた引っ越し

瀬戸内海の島で育った私。実家の新築引き渡しが12月の末に迫り、家族のそわそわは日に日に強くなっていきました。
「早く新しい家に入りたい!」という気持ちが抑えられず、私と弟は、人手が必要なことを承知しながらも自分の荷物だけでもと、こっそり作業を始めました。

島内の引っ越しなので、わざわざ業者を呼ぶ発想はありません。
それに、農繁期に人を頼むのは申し訳ない。
そんな遠慮もあって「家族でできる分だけやろう」と静かに手を動かしていたのです。
ほんの少しだけ「見られたら気をつかわせるかな」というそわそわも胸の奥にありました。

気づけば人が集まってきて

玄関先に荷物を出したり入れたりしていると、向かいの家のおばさんがふと足を止めました。
「引っ越し? 手伝うよ!」
驚いて「いや、大丈夫です」と返したのに、その声を合図にしたように人がどんどん増えていきます。
中には「一輪車持ってくるね!」と、自前の運搬道具を持って駆けつける人まで現れ、私と弟は思わず顔を見合わせました。

誰かが家電を持ち上げ、誰かが掃除を始め、誰かは荷ほどきを手伝ってくれて……。
当初の「自分たちだけで少しずつ」のつもりが、気づけば活気に満ちた作業場のようになっていました。

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