1.家族のそばから離れなくなる
同居猫が亡くなったあと、残された猫が急に甘えん坊になるケースがあります。普段は甘えるタイプではないのに膝に乗ってくるようになったり、ひとりで寝られず家族のベッドに入って来たり…。このような行動が見られたら、寂しさを感じているかもしれません。
猫は、もともと変化が苦手な動物です。たとえ、亡くなった猫と仲良くなかったとしても、家族の減少がストレスになる場合があります。その不安を埋めようとして、家族に甘えるようになるのでしょう。
中には、家族がいなくなるとニャーニャー鳴いたり、移動するたびについてくるといった後追い行動が見られることもあります。
2.食欲が低下する
突然、食欲がなくなったり、水を飲む回数が減ってしまうのも、よく見られる変化です。同居猫の死が受け入れられず、何かを口にする気力がなくなっているのでしょう。食欲低下は、同居猫の死に関わらず、ストレスサインのひとつとして知られています。
食欲不振が続くと、体力が低下したり脱水症状に陥る危険性もあります。とくに、高齢の猫や、ネガティブになりやすいタイプの猫は要注意。思わぬ病気のきっかけになってしまう可能性もあるためです。あまりに長期間食べない場合は、動物病院に連れて行くのもひとつの手です。

