
元プロボクサーの針磨梁は、ある試合をきっかけに2年間の昏睡状態に陥る。目覚めた矢先に待っていたのは、選手生命の終了通告と最愛の父親の死、そして所属ジムによる裏切りだった――。金儲けのためだけに自分を利用してきた“げにかすり”たちへの怒りと悲しみに震える針磨は、興行師(プロモーター)としてボクシング界でのし上がることを誓う。
「週刊ヤングジャンプ」にて好評連載中、拳を操り、銭を稼ぐ…ボクシングの“裏”で泥臭く生きる者たちの物語「げにかすり」 (漫画:迫 稔雄)から全12回連載でお届け。今回は第3回目となる。
















