「食べ残しの握り寿司を出された」「雪国なのに暖房器具がない」義実家への帰省は誰が得するのか?

「食べ残しの握り寿司を出された」「雪国なのに暖房器具がない」義実家への帰省は誰が得するのか?

●親亡き後の「墓」と「価値観」の衝突

親が他界した後も、夫婦間の溝が埋まらないケースがあります。

神奈川県の60代男性は、双方の両親がすでに亡くなっているものの、妻との関係は冷え切っていると打ち明けます。

両親の存命中は妻に気を遣わせまいと、妻の実家を優先し、自身の高齢の親への料理などの負担も避けてきました。

しかし、「そのことを女房は結局理解せず、未だ自分の両親の墓に手を合わすこともしていない」と嘆きます。

「墓参りの意味もわからない、良識のない女房。多分、自分とも同じ墓に入る認識はないと思います」

●「隣に一人の者がおりますよ」孤独な年越しも

家族連れでにぎわう一方で、社会を支えるために働く人たちの孤独もあります。

東京都在住の60代男性は、年末年始に「7日連続勤務が2回」あるといいます。

「帰省する人もいれば、残る人もいる。みんなが休みを取るけれど、現場は休みにはなりません」

家族連れであふれる街中で、「隣に一人者がおりますよ!この時期は惨めですなあ」と孤独な心情を吐き出しました。

帰省の数だけ、ドラマがあります。寄せられた体験談から浮かび上がるのは、「家族だから」という理由だけで、理不尽や苦痛を我慢する時代が、終わりを迎えつつあるという現実なのかもしれません。

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