
小学校時代は人気者だった宇一が、中学・高校では過酷ないじめを受けていた。彼はなぜいじめられなければいけないのか?さらに惨状は学校だけではなく、家庭でも壮絶な状況に置かれていた宇一。彼の人生はなぜこうも変わってしまったのか?ギリギリの精神状態で生きていた宇一の前に、突然小学校時代の初恋相手・よつはが現れる。よつはの出現により、状況は少しずつ変化を遂げる。かわいらしい彼女は一体、何者なのか…?

宇一の前では、小学校時代と変わらない天然でかわいらしい笑顔を振りまくよつはだったが、彼女は目の奥に暗い闇と固い決意を抱えていた。宇一の家族のことを「人殺しども」と呼ぶ彼女。彼女だけが知る真実とは…?そして彼女の本当の目的とは…?
本作を描いたのは『恋する屍 -The Loving Dead-』で商業デビューし、『異世界マッチングアプリ~転生したら”1億いいね”……とりあえず無双することにした』などの連載作を描いていたこうし(@kousikyun)さん。ウェブコミック配信サイト「チャンピオンクロス」で『異世界最強、日本でJKと婚活する。』を連載したのち、本作『きみは四葉のクローバー』は現在「週刊少年チャンピオン」にて絶賛連載中の話題作だ。
こうしさんに『きみは四葉のクローバー』について話を聞いてみた。

――本作はとてもかわいい幸せなサスペンス漫画とのことですが、この構想で連載をはじめようと思った経緯について教えてください。
リアルめで人によっては共感できそうな鬱な日々と、非現実的な“かわいい全肯定ヒロイン”とのイチャイチャラブコメのギャップを描きたかったのが始まりです。もともと「かわいい絵柄でサイコホラーな漫画」をずっと描きたいと思っていたので、ヒロインはただの天然な女の子ではなく裏のある子になりました。
――本作に込めた想い、読者へのメッセージをお願いします。
ジェットコースターのように感情がぐちゃぐちゃになる漫画にしたいと思って描いているので、感情ぐちゃぐちゃになりながら読んでいただけるとうれしいです。
――ヒロインのよつはの行動や発言が意味深で、先が気になるストーリーです。今回紹介させていただいた第1話以降、どのように展開していくのでしょうか?
1話ではまだ善人か悪人か、敵か味方かもわからないよつはですが、少しずつその正体が明かされていきます。何者なのか予想しながら読んでみてくださいね。
――本作は「週刊少年チャンピオン」で連載中で単行本も発売されていますね。発売されたばかりの新刊・第6巻の見どころについても教えてください。
5巻に続き、よつはが抱えている過去がすべて明かされます。そして新たな敵である六花が登場します。“腹黒女VS腹黒女”のバチバチ対決を楽しんでいただけると思います。ご期待ください!

宇一の家族を「人殺しども」と吐き捨て、「あいつらも、あいつらも…すべてが宇一を殺した」と意味深な独り言をつぶやくよつは。「今度は私が殺してやる」とドス黒い気持ちを抱えたかわいいヒロインによるラブサスペンス&ミステリーが開幕する。読み始めると止まらない、ジェットコースターのようなスリルと恐怖をぜひお楽しみあれ!
取材協力:こうし(@kousikyun)
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