今年の初詣は「南南東」にある神社が吉!
新年がスタートして初めて神社にお参りする「初詣」。初詣が元旦から三が日(1月1日から1月3日)に神社へお参りする習慣として広まったのは、実は日本の近代化が始まった1870年代から90年代以降のことでした。
縁起を担ぐなら、住んでいる場所の「恵方」にある神社に参拝するという方法がありますよ。恵方とは、その年の十干(じっかん)によって定められる最も良いとされる方角のこと。恵方には、その年の福徳を司る年神さまがおられるとされています。 2026年の恵方は「南南東」。2026年は十干が丙(ひのえ)、十二支が午(うま)なので、「丙午(ひのえうま)」となります。
初詣では、お参りのために並ばれる方も多いですよね。でも実は、どの位置からお参りしてもご利益には影響がないそうなんです。列を避けて脇からお参りしても大丈夫ですので、大混雑の際には試してみるのもよさそうです。また、三が日を避けて静かにお参りに行っても、魔除けの効果とともに幸や福は十分に与えられると考えられています。
「お正月の定番」と言われる行いには、案外知らない意味や作法があるようです。日本の伝統の奥深さをしみじみ感じつつ、お正月を満喫しましょう。
参照サイト 政府広報オンライン 日本の正月文化の起源と意味 | JANUARY 2025 農林水産省 おせちは一年の幸を願う料理。おせちを知って作ってみよう! 神社本庁 お正月のあれこれ
