テンティピ（Tentipi）は、北欧スウェーデン発のティピー型テントブランドです。本記事では、サファイアやジルコン9、オリヴィン2など全モデルをわかりやすく紹介します。薪ストーブ対応モデルや専用フロア・キャノピーなどの便利アイテムも掲載。サイズの選び方や設営のコツもまとめているので、初心者にもぴったりです。ぜひ参考にしてください。
テンティピとは？北欧発ブランドの魅力を紹介
テンティピ（Tentipi）は、スウェーデン発のアウトドアブランドで、機能性と美しさを兼ね備えたティピー型テントを展開しています。ブランドの成り立ちや製品づくりへのこだわり、キャンパーから人気の理由を紹介します。
テンティピ｜ブランドの成り立ちとこだわり
テンティピは、北欧スウェーデン生まれのアウトドアブランドです。夏は30℃、冬は−40℃を超えるような厳しい自然の中で開発されており、快適さと耐久性を両立したテントづくりが特徴です。
なかでも代表的なのが「ティピー型テント」。これは、少数民族サーミ人やアメリカ先住民が住居として使っていた伝統的な形から着想を得たものです。設営がしやすく、空間も広々。薪ストーブが使える仕様など、過ごしやすさにこだわったつくりが魅力です。
テンティピのテントが人気の理由
テンティピのテントは、快適に過ごせる工夫がたくさん詰まっていることから、多くのキャンパーに選ばれています。機能性はもちろん、見た目のおしゃれさも人気の理由です。
テンティピが人気の理由
自然になじむデザインも魅力のひとつです。見た目と使いやすさ、どちらも大切にしたい方にぴったりのテントです。
テンティピテントの選び方
テンティピのテントは種類やサイズ、生地の違いによって選び方が異なります。シリーズごとの特徴や使用人数に合わせたサイズ、生地ごとの違いなど、選ぶ際に役立つポイントをわかりやすく紹介します。
テンティピのグレード比較（サファイア／ジルコン／オニキス／オリヴィン2）
テンティピのテントには、用途や予算に応じた複数のグレードがあります。上位モデルのサファイアからエントリー向けのオニキス、軽量なオリヴィン2まで、それぞれの特徴や違いを比較してまとめました。
テンティピのグレード
最上級モデル「サファイアシリーズ」
サファイアシリーズは、テンティピの中で最上位に位置づけられるモデルです。ジルコンシリーズをベースに、さらに耐久性や耐候性を強化しており、過酷な環境にも耐えうる仕様が特長です。
長期のキャンプや極地での使用にも対応し、プロの冒険家や信頼性を重視する上級者に選ばれています。ベンチレーションや補強部分の構造も精巧で、細部までこだわりが感じられます。
タフな条件でも安心して使用できる高性能モデルを求める方におすすめです。
コスパに優れた「ジルコンシリーズ」
ジルコンシリーズは、性能と価格のバランスに優れた汎用性の高いモデルです。高い通気性と快適な室内空間を両立し、シーズンを問わず快適に使える設計が特長です。
トップとボトムに設けられたベンチレーションにより、テント内の空気をスムーズに循環させます。サファイアシリーズのベースとなるモデルでもあり、基本性能はしっかり確保されています。
趣味のキャンプからやや長期の滞在まで、幅広いシーンで使える信頼性の高いシリーズです。
バランス重視のエントリーモデル「オニキスシリーズ」
オニキスシリーズは、テンティピの中でも扱いやすさと価格のバランスに優れたエントリーモデルです。ジルコンと同じ構造をベースにしながら、機能を必要最小限に絞り、シンプルに仕上げられています。
室内は広く、高さもあるため、ファミリーでの使用にも快適です。風に強いティピー型構造と十分な耐久性を備えつつ、価格を抑えているのも特長です。
初めてのティピー型テントとして選びやすく、初心者のキャンプデビューにもぴったりです。
ソロ・デュオ向け「オリヴィン 2」
オリヴィン2は、ソロやデュオにぴったりな軽量コンパクトモデルです。高さ1.7mの六角形構造で、座ってくつろげる十分な空間を確保。内側から調整できるベンチレーションや、煙突口付きのCPモデルも用意されています。
モスキートネットやスノースカートも搭載し、快適性と機能性を両立。装備に合わせてLightとCPから選べ、自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。
生地の違いで選ぶ（CP／Light／Ecoモデル）
テンティピのテントは、生地の種類によって特徴や使い勝手が異なります。以下の3タイプについて、それぞれの違いや選び方のポイントを紹介します。
テンティピの生地の種類
薪ストーブを使用したいなら「CP」
薪ストーブを使用したい場合は、耐火性に優れたCPモデルがおすすめです。
生地には、コットンとポリエステルを混紡した「ポリコットン」を採用。火の粉に強く、テント内で安全にストーブを使える構造です。さらに、通気性や湿度調整にも優れており、室内は常に快適な状態を保てます。遮光性も高く、夏の日差しを和らげてくれる点も魅力です。
寒冷地や長期滞在、冬キャンプを想定する方におすすめの素材といえます。
軽さ重視なら「Light」
荷物を軽くしたいなら、Lightモデルがおすすめです。ポリエステル素材を使用しており、テンティピの中で最も軽量なシリーズです。登山や徒歩移動の多いキャンプでも扱いやすく、乾きやすいのも特長のひとつ。設営や撤収の手間を減らしたい方にも向いています。
耐久性や火への強さではCPに劣りますが、日帰りや短期のキャンプには十分対応できます。軽さと扱いやすさを重視するキャンパーにとって、使い勝手のよいモデルです。
サファイアシリーズ限定「Ecoモデル」
サファイアEcoは、環境への配慮と高い機能性を両立したテンティピの限定モデルです。生地には、ヘンプ・オーガニックコットン・リサイクルポリエステルを独自にブレンドした「Environmex Pro」を採用。優れた耐久性やUV耐性、撥水性を備えており、過酷な気候にも対応します。
漂白や染色を行わないオフホワイトの素材を使うことで、製造過程での環境負荷も軽減しています。自然を大切にしながら快適に過ごしたい方におすすめの一張です。
使用人数で選ぶテンティピのサイズ目安
テンティピは、使用人数や設営スタイルに応じてサイズを選ぶことが大切です。就寝人数の目安と使用シーンを参考に、無理のないサイズを選びましょう。
人数に加えて、家具やコットを入れる場合は余裕を持ったサイズを選ぶと快適です。
