【時短サムゲタン】香味野菜トリオで血行巡る「サムゲタン風鶏手羽のスープ煮」作ってみた!お肉ホロホロ♡

【時短サムゲタン】香味野菜トリオで血行巡る「サムゲタン風鶏手羽のスープ煮」作ってみた!お肉ホロホロ♡

寒い…体を芯から温めてくれるスープが食べた~い。そんな時にピッタリな、料理研究家・牧野直子さん考案の「サムゲタン風鶏手羽のスープ煮」を見つけました。サムゲタンといえば高麗人参やナツメなど、特殊な食材を揃えなければならないイメージだったんですが、こちらはしょうが・長ねぎ・にんにくとおなじみの材料でOK。この香味野菜トリオが溶けこんだスープで体がポカポカになるんだとか♪そうそう、今欲しいのはこういうの!

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家庭雑誌『家の光』の体ポカポカ養生レシピ♪

農家向けの月刊誌『家の光』は、「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を紹介しているJAグループのファミリーマガジンです。創刊は大正14年(1925年)。100年の歴史があるんです!

本日は、『家の光』2021年1月号の別冊付録「カラダにおいしい 症状別 養生レシピ」の中で、料理研究家・管理栄養士・ダイエットコーディネーターの牧野直子さんが紹介していた、「サムゲタン風 鶏手羽のスープ煮」を作ります。

サムゲタンというと、若鶏にもち米や、高麗人参、ナツメ、松の実などを詰め込んでコトコト煮込む、手間も材料費もかかりそうな韓国料理ですが、今回は、サムゲタン”風”。お手頃価格の鶏手羽元や、れんこん、長ねぎやしょうがなど、おなじみの食材を使ったお手軽バージョンです。

では、作ってみましょう。

鍋に材料入れて煮込むだけ!「サムゲタン風 鶏手羽のスープ煮」を作ってみた♪

材料と作り方はこちら。

材料

【材料】2人分
鶏手羽元…6本(約300g)
チンゲン菜…1株(150g) ※小松菜でもOK
れんこん…60g
もち麦…50g

[A]
長ねぎの青い部分…1本分
しょうが(薄切り)…3~4枚
にんにく(つぶす)…1かけ分
水…3カップ
塩…小さじ2/3

今回は分量を半分にして作ります。

【作り方】
1. チンゲン菜は根元と葉に分け、根元は縦に1cm幅に切り、葉は4~5cmの長さに切ります。

長ねぎの青い部分はつぶして香りを出します。

れんこんは一口大の乱切りにし、水(分量外)にさらして、水気を切ります。

今回は、5分ほど水にさらしました。また、れんこんは皮を剥かず。

れんこん

2. 鍋に手羽元、[A]を入れて強火にかけます。

鶏手羽元

煮立ったらアクを取ります。

鶏手羽元

弱火にしてフタをし、20分煮ます。

20分煮るとこんな感じ。

鶏手羽元

3. れんこんを加えて中火で煮立てます。

鶏手羽元

もち麦を入れてフタをし、弱火で15分煮ます。

鶏手羽元

ほどよいとろみもついて、おいしそう♪

鶏手羽元

4. 最後にチンゲン菜を加えてさっと煮ます。



5. 器に盛って出来上がり。

サムゲタン

調理時間はれんこんを水にさらす時間をのぞいて40分。長く感じますが、このうち35分が煮込む時間。下準備は5分ほどで済むので簡単です。

今回分量を半分にしたので、1人分のはずですが、けっこうボリューミー。

サムゲタン

調味料は塩だけですが、さて、お味は?

ほ~。体に染みわたるようなやさしい味。体調不良のときでも食べられそうな、体をいたわってくれるような味です。

れんこんやチンゲン菜に含まれるビタミンCには、鼻の炎症を鎮めてくれる効果もあるそうですよ。鼻風邪の引き始めなどにぴったりですね。

手羽元3本でもちゃんといいだしが出ているので、2人分(6本)で作ったら、より味わい深い仕上がりになったかなと思います。

鶏肉はすっと骨から外れるくらい、ホロホロ。とってもやわらか~い♪

サムゲタン

長ねぎの青い部分やにんにく、しょうがとともにじっくり煮込んだことで、鶏肉の臭みもありません。おいしい!

ほんのり塩味を感じる程度で、味は薄めですが、鶏肉のだしのほか、にんにくやしょうがの風味もあって、わたしは好きです♡

そして、もち麦もいい感じ。わたしは今回、もち麦を初めて食べましたが、もちもち、プチプチした食感でおいしいです。1人分25gですが、スープを吸ってふっくら膨れ、ボリューム的にも大満足です。
もち麦は白米の約20倍の食物繊維がとれるんですって!知らなかった…これからは積極的に取り入れなきゃ♪

もち麦

サムゲタン

調味料は塩だけ、工程は具材を鍋に入れて煮込むだけのお手軽サムゲタン。体が温まり、お腹も大満足の一品でした。みなさんも、作ってみてはいかがでしょう。

牧野直子さん プロフィール

管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネーター。女子栄養大学卒業。大学在学中から栄養指導や教育に携わる。体にやさしく元気になるレシピや、健康的なダイエット方法などを提案し、テレビ、ラジオ、雑誌、書籍、ウェブサイトや料理教室、講演などで幅広く活躍。 「スタジオ食」代表。著書に 『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』(日本文芸社)、『冷凍・冷蔵がよくわかる食材保存の大事典』(池田書店)、『子どもがダイエットに一生悩まなくなる食事法』 (KADOKAWA)などがある。

配信元: あたらしい日日

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あたらしい日日

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