生ハムの購入方法、ハズレないための極意!【イタリア】

生ハムの購入方法、ハズレないための極意!【イタリア】


イタリアではごく一般的な生ハム。学生が学校に持っていくおやつのパニーノに挟んだり、前菜としてつまんだり、ほぼ毎週のように購入する食材です。

生ハムは種類が多く、高級品としてはパルマやサン・ダニエーレが有名です。スーパーによっては、スペイン産のハモン・イベリコを扱っているところがありますが、お値段はイタリア産に比べるとかなりお高め。敬遠する人が多いのが実情です。

お値段が高い高級品を買えばおいしいのかといえば、必ずしもそうではありません。たとえば我が家は、柔らかい生ハムを好みません。ブランド力はなくても、しっかり熟成されていて、少し乾燥しているくらいの食感のものを選びます。

熟成している生ハムは、カットしたときに両際が反るような形状になります。このような生ハムを買いたいときは、お店の人に「ピュー・スタジョナート(Piu` Stagionato)」とか「ピュー・セッコ(Piu`Secco)」と言うと、あれこれ吟味して、おすすめの味を味見させてくれて、カットしてくれます。

好みもあると思いますが、そのまま食べるにしても、パンと一緒に食べるにしても、熟成感がある生ハムのほうが赤ワインにもマッチ。より深みのある味わいを楽しめます。



提供元

プロフィール画像

ワウネタ海外生活

実際に海外で生活しているライターが普段生活する上でのびっくりするような日本と違うところを発信する「ワウネタ海外生活」。 グルメ、お買い物、オススメの観光等、観光客ではなく生活する人の目線でお届け!