
お笑いコンビのマヂカルラブリーがメインパーソナリティを務める「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が12月25日に放送され、年内最後の放送ということで2025年の1年間を振り返ったり、2026年1月25日(日)に開催される同番組のイベントグッズを紹介したりして盛り上がった。
■「今すぐきむらバンドに行きたくなるだろうけど、まだ早い」
この日、野田クリスタルと村上はグレーのトレーナー姿と白のロンT姿で登場し、先日開催された「M-1グランプリ2025」(ABCテレビ・テレビ朝日系)についてのトークを展開。村上が「『M-1』も終わっちゃいましたか。チャンピオンが、たくろうということで」と口火を切り、「たくろうは(メディアに)出ていくんでしょうね。テレビとかに出てるのがなんかめっちゃ見えるよね」とコメントし、新王者の今後の活躍に期待を寄せる。
一方で野田は、たくろうのメディア露出について独自の視点から懸念を示した。「そうだね、ただ…毎年ね、これは特に『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)とかに言いますけど、今すぐきむらバンドに行きたくなるだろうけど、まだ早いから」と、特徴的なキャラクターで笑いを巻き起こした赤木裕ではなく、奇をてらってあえて相方・きむらバンドの方をフィーチャーしようとする業界の風潮に釘を刺す。
村上が「バンドはちょっとね、お話を聞きたいところではあるけども、一旦赤木(裕)で」と同意すると、野田は「でしょ?まだ赤木でいいじゃん。2026年はみんな一回、赤木にしましょう」と、まずは赤木をフィーチャーすべきだと業界側に呼びかけた。村上は「赤木も相当いろいろあるとは思うんでね」と言い、「なんか逆張りできむらバンドみたいな(笑)。まだニオってるだけで、明確な何かはないのに掘ってみようみたいな傾向がありますから」と、業界の傾向を分析する。
野田は「2026年、しっかり赤木をいじった後のきむらバンドに行ったときにようやく(その本当の良さが)分かる。まだ世間は赤木もよく分かっていないので」と、段階を踏む必要性を説いた。村上も「我々はね、なんとなくはきむらバンドのことを分かってますけど、まずは赤木を出していくことになるんでしょうね」と、お茶の間ではまだそこまで浸透していないコンビだからこそ少しずつその良さを広めていった方がいいのではないかと提案し、「楽しみですね。赤木がドッキリにかかってるのとか、何か楽しそうですよね。赤木、かわいいですよね」と続ける。
■「赤木が、役者関係の大御所からものすごく評価されてる」
さらに話題は赤木の演技力の評価へと展開。野田が「赤木が、役者関係の大御所からものすごく評価されてるって聞くけどね」と口にすると、村上は「こんなのは言っていいのか分かりませんけど、一応演技力ですからね、『M-1』もね。練習してるわけですから。初めてグッと詰められて(即興で答えてい)るわけじゃないんでね」と語り、「それは確かに(演技が)上手いですよね。なんか(演技を)やってる感ないですよね。見てて恥ずかしくないというかね」と、その自然な演技力を称賛。野田も「いいですよね、ああいうライブ感」と同意した。
村上が「もしかしたら俳優というかね、芝居の方にもオファーが行くのかもしれないですよね」と推測すると、野田も「めっちゃくちゃ(役者デビューの)画が見えるな」と頷く。村上が「個性派俳優みたいな感じになりそうですよね」と声を弾ませると、野田は「ワンポイントで使っても全然いいしね。割とすぐに(役者デビューが)決まるんじゃない?」と予想。最後に村上が「ありそうですよね。活躍を楽しみにしときましょう!」と、「M-1」第21代王者のたくろうにエールを送っていた。
今回のイチナナ限定アフタートークでは、本編に引き続き、同番組のイベントグッズの話題などに花を咲かせる2人だった。なお、同ラジオはライブ配信アプリ・17LIVE(イチナナ)でも同時生配信され、生配信では番組収録の映像やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも配信されている。

