「幸せになろう」親身に話を聞いてくれた友人
早苗の共感と優しい言葉は、絵美の心を癒やしてくれました。
久しぶりに誰かに深く話を聞いてもらえたことで、絵美はすっきりし、早苗に心から感謝しました。
早苗は、その場では自分の話は一切せず、ひたすら絵美の回復を願う言葉だけをかけてくれました。
「またいつでも話を聞くからね。今はゆっくり休んで。また幸せになろう」
(早苗は私の幸せを願ってくれている)
そう信じて、絵美は早苗との再会を心からよろこびました。
しかし…この再会が、新たな裏切りと、絵美の人間関係を崩壊させる引き金になるとは…。この時の絵美は、知る由もありませんでした。
あとがき:目の前に現れた友人は、敵?味方?
夫の裏切りが発覚し、離婚をした絵美…。そんな絵美の前に、高校時代の友人・早苗が現れます。
フレネミー(友人を装う敵)は、人が最も弱っている時に接触してくるのが特徴です。早苗は、絵美の「離婚」という不幸を機に接近し、親切な態度で絵美の情報を聞き出しました。
心が弱っている絵美にとって、早苗の企に気づく余裕はありません。この時点では、絵美にとって、自分の傷を癒やしてくれた、親切な友人として写っていますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: hoi
(配信元: ママリ)

