普段の勉強を通して数量感覚を育む
中学受験予定の子供には、普段の算数の勉強で線分図や面積図などの図を描かせることが大切です。子供が計算で問題を解いてしまっても、保護者は「図を描いたらどうなる?」と声をかけてみてください。
保護者は子供が描いた図について、数値だけでなく、次のこともチェックします。
・正しく単位を使えているか?
・長さや大きさの比率は適切か?
・規則正しく整然としているか?
算数の勉強で普段から適切な図を描いていると、子供の頭の中に割合や比などのイメージが出来上がっていきます。
数量感覚に頼り過ぎないことも大切
算数や数学を学んでいく上で数量感覚は大切です。しかし、数量感覚に頼り過ぎるのは危険です。中学以降の数学で文字が入ってくると、感覚では捉えられない抽象的な思考が必要となるからです。
そのため数量感覚が身についたら、次の段階としてその感覚を言語化しておくとよいでしょう。たとえば「30×1.5は、30が1つあって、さらに30の半分を足したのと同じ」のように言葉で表現してみるのがおすすめです。
近年は算数や数学でも、文章を読み取ったり言葉で表現したりする力が求められています。大学入学共通テストの数学などでもこの傾向が顕著です。感覚と言語の両方を大切にしましょう。

