病室で義父から言われた“セクハラ発言”にゾゾゾ…
退院時、夫は仕事だったため近くに住む義父が迎えに来てくれました。
「義母は『パートで行けない』と申し訳なさそうにしていましたが、会いたくなかったので、私としては好都合でした。まだ体力が完全に回復しておらず、荷物などを自分で持てなかったので、義父が来てくれて助かりました」しかし、会計を一緒に進める中で、あかりさんは義父から信じられない言葉をかけられます。
「最初は、『今回の流産は、あかりさんのせいじゃないから気を落とさないで』みたいな優しい言葉だったと思います。でも、それから変な方向に話が進んでいって……」
義父は「流産したのは種が悪かったからだ」と自分の息子を貶し、「俺はいい種だったから、母さんは流産なんてしなかったなあ」と謎の自慢をし始めたそう。そして、「いい種がほしかったら、俺に頼ってきてもいいよ~! なんちゃってな(笑)」と気持ち悪いジョークをかましてきたのです。
「全然笑えないし、衝撃的な言葉すぎて私は固まってしまいました。冗談とはいえ、そういう発想が出てくることが気持ち悪かったです」
流産を経験したことによって、夫との心の距離を感じ、義父母の考えに衝撃を受けたあかりさんはそれ以降ずっと、結婚生活を続ける意味はあるのかと悩んでいるそう。
生まれることができずに亡くなった命の受け止め方は人それぞれですが、安易な発言や気持ちの悪いジョークで当事者の心が再び抉られないよう、周囲は気を配っていきたいものです。
<文・取材/古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291

