ダンボール箱の中で見つかった2匹の子猫は、家族や先住猫たちに見守られながら、少しずつ成長していきました。
うーしーくんとしゃぽくんとの出会い
引用元:@hinahika
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@hinahikaさんの愛猫たち。うーしーくん(右)としゃぽくん(左)は、飼い主さんが保護した子猫でした。
出会いは2025年4月。春先だったこともあり、飼い主さんは日ごろから「道端に置かれたダンボール箱には、捨て猫がいるのではないか」と気にかけていたそうです。
そんなある日、比較的きれいなダンボール箱がポツンと置かれているのを発見。胸騒ぎがして箱を開けたところ、子猫2匹が寄り添いながら寝ていたといいます。それが、うーしーくんとしゃぽくんでした。

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生後2週齢ごろと思われた2匹。「まだ捨てられて間もないタイミングだったのかも」と、飼い主さんは振り返ります。
飼い主さんの家にはすでに7匹の先住猫がいましたが、それでも2匹をそのままにしておくことはできず、連れて帰ることを決めました。

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飼い主さんはそれぞれの見た目の特徴から、ひとまず仮の名前をつけたといいます。牛柄の「うーしー」くんと、「シャム猫っぽい見た目で、鍵しっぽだったので」という理由から名付けた「しゃぽ」くんです。
当初は、先住猫たちのこともあり、「2匹の離乳が済んだら里親を探そう」と家族で話していたのだとか。しかし、お世話を続けるなかで、気持ちに変化が生まれていきました。
飼い主さん:
「離乳食が始まったころに、うーしーが体調を崩してゴハンを食べなくなってしまったんです。通院が続く時期があり、『うーしーは里親を探すのが難しいかも』と考えるようになりました。
しゃぽはとても元気だけれど、『兄弟とても仲が良かったので、引き離すのも……』と思い、2匹とも正式にうちのコになったんです」

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正式にお迎えすることになり、「もっとしっかり名前を考えればよかったな」とも思ったそうですが、今では「これ以外の名前はないというほど馴染んでいる」とのことでした。
2匹は生後8カ月に
引用元:@hinahika
それから数カ月を経て、2匹は生後8カ月(取材時)を迎えました。うーしーくんは体調を崩していた時期もありましたが、今では体重が3kg後半のしっかりした体格に。
しゃぽくんは成長するにつれてどんどん縞模様が出てきて、素敵なシャム縞になったそう。体はうーしーくんよりも小さくて細いそうですが、これまで大きく体調を崩すこともなく元気に過ごしているそうです。
そんな2匹は、いつも一緒にいるほどとにかく仲良し。寝るのもゴハンを食べるのも遊ぶのも、トイレ以外はとにかく一緒なのだとか。
「先住猫たちに甘えに行くときも一緒なので、甘えられた先住猫はちょっと大変そう」と、飼い主さんは微笑ましいエピソードも話しています。

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うーしーくんとしゃぽくんの成長を見守っているのは、飼い主さん家族だけではありません。先住猫たちも代わる代わる“育児”をしてくれて、2匹のことを支えてきたのだとか。
飼い主さん:
「先住猫たちはとにかく優しく、ミルク前後のお世話を手伝うような様子も見られたので、びっくりしました。最近ではよく数匹で固まってお昼寝していたり、追いかけっこなどが繰り広げられたりするので、微笑ましいです」

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授乳期からのお世話だったため、当初は「とにかく生かさなきゃ」と必死だったといいますが、今では「このコたちがうちに来てくれて本当によかったと思っています」と話す飼い主さん。
2匹への思いをこう語っていました。
飼い主さん:
「私が付きっきりでお世話をしたせいか、2匹は私にべったりに育ってくれたので、家族には羨ましがられます。寝るときは必ず私の布団に入ってくれるので、日々幸せを噛み締めています。
これからも健康に育ってほしいですし、うーしーやしゃぽのようなダンボール出身のコが1匹でも減ったらいいなと願っています」
写真提供・取材協力/@hinahikaさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
