こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

長風呂をしていると、必ずどこからかやって来て浴室の入り口をじーっと監視。
そして浴室の中を少しウロウロして…お風呂の蓋の上にくつろぐのが日課になっています。
寒くなってきたからか? もしかして、おかーさんを心配してる??
しかし、その光景はちょっとした癒やしなのです(死守したい私のリラックスタイム)。
たまちゃんは基本ツンツン93%、デレは残り7%くらいのツンツンツンデレ猫さん。
だから「お風呂について来るなんて…ついに心を開いた?!」と、勝手にロマンを膨らませていました。
そんな好都合のことを考えていましたが、現実はそう甘くはありませんね。

静かな浴室でたまちゃんが急に挙動を変え、ソワソワ→ピンッ→雄叫び(!)。
「ニャー!!」というよりは「おおおおおォォォ!」みたいな迫力。
一体何が起こったというのでしょうか。
視線の先を見て、納得。

何事かと私が視線を向けると、そこには……窓にへばりつくヤモリさん。
そうか、君は温浴調査隊ではなくヤモリ調査隊だったのね。
たまちゃんの目はハンターのそれに変わり、眠っていた狩猟本能がフル稼働。
なるほど…この子を捕まえたくて毎日お風呂にきていたのかもしれないと納得。
おかーさんの「たまちゃんとラブラブ作戦」はヤモリとの戦いにあっさり敗北。
それでも可愛いんだから仕方ない。
ヤモリをじっと見つめる真剣顔を眺めていると、風呂に浸かりながらニヤリとしてしまう自分がいます。
おかーさんの片思いはまだまだこれからも続きそうです…!

飼い主じゃなくて、あのちっこい奴に会いたいねん
tamtam プロフィール動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111
