キョンシーになった大切な存在…退治すべき残酷な運命に抗う道士の物語に「辛い… 」の声【漫画】

キョンシーになった大切な存在…退治すべき残酷な運命に抗う道士の物語に「辛い… 」の声【漫画】

キョンシー退治にいった後輩がキョンシーになって帰ってきた
キョンシー退治にいった後輩がキョンシーになって帰ってきた / (C)てんてこ/KADOKAWA

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、てんてこさんが描く『キョンシーになった後輩』をピックアップ。

2025年11月5日に作者がX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、5.1万件を超える「いいね」と共に、反響コメントが寄せられた。また、SNSで話題を集める本作は、12月22日にフルカラーで単行本として発売されている。本記事では、てんてこさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際にこだわった点などを語ってもらった。

■キョンシー退治に行った後輩がキョンシーになって帰ってきた
『キョンシーになった後輩』より
『キョンシーになった後輩』より / (C)てんてこ/KADOKAWA

キョンシー退治の使命を背負う道士として優秀だった少女・シャオリン。しかしある日、キョンシー退治に出掛けた彼女は、なんとキョンシーになって帰ってくることになる。

キョンシーは如何なる理由があろうとも排除しなければならないが、道士の青年・イーシェンは、大切な後輩であるシャオリンを前に退治を躊躇してしまう。キョンシーの姿になり果てたとしてもシャオリンを大切に思うイーシェンは、彼女を匿い人間に戻す方法を探すことに。しかし、どんなに調べてもキョンシーを人間に戻す方法は見つからず…イーシェンは大切な存在であるシャオリンを自らの手で処分するしかないのだろうか――。

残酷な運命に抗おうとする道士の姿を描いた本作は大きな反響を集め、読者から「辛い…でも続き読みたい…」「素晴らしい漫画」などのコメントが寄せられている。

■作者・てんてこさん「描き下ろしは50Pもあり、物語の核心に触れた内容」
『キョンシーになった後輩』より
『キョンシーになった後輩』より / (C)てんてこ/KADOKAWA

――『キョンシーになった後輩』を創作したきっかけや理由などをお教えください。

何か変わったキャラクターを描きたいと思っていて、それなら妖怪を描こうと思ったのがきっかけです。その中でぱっと思いついたのがキョンシーでした。キョンシーといえば道士と戦っていたり使役されていたりするイメージがありますが、「もしも道士がキョンシーになったら…」というアイデアを膨らませて、1話が完成しました。家族でもない、恋人でもない、でもただの先輩後輩ではなく、お互いを大切に思っているという関係性を描きたいと思いました。

――X(旧Twitter)のご投稿には5万件を超える“いいね”が寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせください。

予想以上の方に見て頂けてとても嬉しいです。結果が出ると頑張って良かったなと思います。とてもありがたいです…!

――本作を描く上で、特に心がけたところ、力を入れたポイントなどをお教えください。

インパクトのあるシーンの作成は意識して取り入れるようにしています。

また、フルカラーということもありイラストには特に力を入れています。表情を何度も描き直したり、演出がぱっとしないと感じたときは清書をした後でもネームからやり直すことがありました。完成原稿を見返したときに気になった部分は全て描き直しているので、実は一回目に投稿したものと全然違う作画があったりします。ちなみに描いてて一番楽しいのはズーシウの髪の毛です。

――キョンシーになったシャオリンの服がセーラー服とルーズソックスを合わせたようなとても可愛らしいデザインだと思ったのですが、衣装へのこだわりやお気に入りポイントなどをお聞かせいただけますでしょうか?

シャオリンの衣装は完全に私の好み全開で描いています。「キョンシーの女の子を描こう!」と思って初めて描いた時のデザインを、ほぼそのまま採用しています。セーラー服とルーズソックスは可愛いので大好きです。あと絆創膏も大好きなので貼っています。衣装のどこかしらに線を入れているのですが、巡童(道士見習いのこと)は1本線、霊災護士(カウンセラーみたいなもの)は2本線、道士は3本線、総師(道士で一番偉い人)は4本線というように、階級によって差を付け、世界観が統一されるようデザインしています。

――12月22日に単行本が発売された本作ですが、見どころや特に注目してほしいところをお教えください。

イラストが大きくフルカラーで描かれているので、そこを楽しんでいただけると嬉しいです。単行本だとpixivやXと違い、見開きで読めるので少し印象が違って面白いと思います。また、描き下ろしは50Pもあり、物語の核心に触れた内容なのでぜひ注目して頂きたいです。カバー下もめくって見てみてください…!

――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。

今回書籍化できたのは応援して下さったみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。今後もジャンルを問わず色んな作品を作っていきたいと思っているので、楽しんでいただけるよう頑張ります。向上心はなぜか人一倍あるので、てんてこの成長を見届けて頂ければ幸いです。これからもどうぞよろしくお願いします。

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