早期発見の鍵は“日々のセルフチェック”にあり
編集部
現在の体調や生活などの様子について教えてください。
A.Yさん
現在は、治療はひと通り終わっており、大きな副作用もありません。ただ、指先にわずかに末梢神経のしびれが残っていたり、足の親指に爪周囲炎があり少し痛みを感じたりすることがあります。こうした小さな影響はまだあるものの、日常生活には大きな支障はなく、穏やかに過ごせています。
編集部
医療従事者に望むことはありますか?
A.Yさん
私がお世話になった病院の医師や看護師のみなさんは、本当に優しく、常に寄り添ってくださいました。おかげで、とても大きな力をもらいました。治療中は、ちょっとした経過に一喜一憂してしまい、精神的にも不安定になることがあります。だからこそ、こうした気持ちに寄り添い、支えてくださる存在は本当に心強いです。これからも、患者の心に寄り添う姿勢を大切にしてもらえたら嬉しいです。
編集部
最後に、読者に向けてのメッセージをお願いします。
A.Yさん
乳がんの経験・治療を通して、「自分の身体の変化に自分で気づく」ことが何よりも大切だと実感しました。私自身、会社の健康診断は毎年受けていましたが、その健康診断からわずか4カ月後という短期間でがんが見つかりました。しかも、ほんの数カ月で大きくなるタイプのがんだったのです。「健康診断を受けているから大丈夫」と安心するのではなく、日々のセルフチェックが本当に大切だと感じました。自分自身の小さな変化に気づくことが、早期発見につながる一番の手掛かりになると思います。
編集部まとめ
治療を終えた現在、A.Yさんは穏やかな日常生活を取り戻しつつあります。支えてくれた人々への感謝や、丁寧な診療への信頼を語りつつ、セルフチェックの重要性を呼びかけます。日々の小さな違和感への気づきが、命を守る第一歩になると伝えています。
なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
記事監修医師:
寺田 満雄(名古屋市立大学病院乳腺外科)
※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。

