母が突然、脳出血で倒れた日。元天才子役・30代マザコン娘が体験した“親の入院”のリアル

母が突然、脳出血で倒れた日。元天才子役・30代マザコン娘が体験した“親の入院”のリアル

①身の回りのものを揃える

 病院内である程度買えますが、使い慣れたものがベストです。病院内での洗濯が順番制のこともあるので、パジャマや下着は着替えやすいものを多めに用意できると◎。

・マイナンバーカード/健康保険証

・かかりつけでの入院の場合は診察券

・おくすり手帳

・室内履き

・洋服/下着/タオル

・コップやスプーン、箸、皿(割れないものがおすすめ)

・眼鏡など、日常使うもの

・洗面用具、筆記用具、ティッシュペーパー/トイレットペーパー/あればウェットティッシュ

・あれば介護保険被保険者証

・小銭、イヤホン

・暇をつぶせるもの(症状による)

 用意したものはざっくりと、こんなものでしょうか(リスト参考:セゾンカード「セゾンのくらし大研究 シニア」記事)。意外とこの暇をつぶせるものが厄介でしたね……。本を読むほどの体力って意外と回復しないもので。

 他に、入院申込書・誓約書、保証人確認書に漏れなく記入の上で、入院時預り金を持っていくなどの作業が発生します。



②入院費用の確認及び、保険証書の確認

 保険の給付金や高額療養費制度という素晴らしい恩恵が助けてくれますが、一旦の立て替えがしばしば必要になるため、凄まじい勢いで現金が無くなっていきます。なので、銀行口座を代わりに引き出すといったタスクが生じることも。

 福沢諭吉(当時)を何枚かひっつかんで病院に走るとき、昭和のドラマによくあった、親のカネを取って家出するシーンを演じているような気持ちでしたね……。当時、月10万円、現金で生活費を入れていたので、実際は自分が親に渡していたお金でしたが(笑)。

 病状によっては保険料支払い義務がなくなったり、逆に請求対象外だったりしますので、保険証書をしっかり確認することをおすすめします。私は諸事情(生命保険で己の葬式費用を賄おうとしていた)で保険証書を丹念にあらためる人間だったので、すらすら読んでいました。ムスカ?

配信元: 女子SPA!

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