寒い夜「こたつ」で“うたた寝”は危険!? 寝付き悪くなる原因&体調悪化を招く理由とは【睡眠のプロが解説】

寒い夜「こたつ」で“うたた寝”は危険!? 寝付き悪くなる原因&体調悪化を招く理由とは【睡眠のプロが解説】


寒い夜にこたつでうたた寝をすると睡眠の質に悪影響?(画像はイメージ)

【要注意】あなたはやってない!? これが、睡眠の質を悪化させる“NG行為”です(画像6枚)

 2026年を迎えましたが、気象庁の天気予報によると、1月2日から同月3日にかけて全国的に寒さがより厳しくなるということです。就寝時は風邪をひかないよう注意が必要です。

 ところで、寒さを和らげるために自宅でこたつを使っている人は多いとは思いますが、温かくてついうたた寝をしてしまったことはありませんか。もし就寝前にこたつでうたた寝をしてしまった場合、夜の睡眠の質にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。就寝前にこたつででうたた寝をするリスクや、こたつから出るのに適したタイミングなどについて、上級睡眠健康指導士の山本智子さんに聞きました。

うとうとしかけたら寝室に移動するのがお勧め

Q.寝る前にこたつに入ってうたた寝をした後、布団に入った場合、睡眠の質にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。

山本さん「こたつでうたた寝をした後で布団に入ると、なかなか寝付けないという経験をお持ちの人も結構いらっしゃるのではないかと思います。これはこたつでずっと温められ続けることによって、布団に入ってからも体の奥の体温が下がりきらずにスムーズな寝付きが妨げられたり、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めてしまったりといったことが起こり、睡眠の質に影響を与えている可能性が考えられます」

Q.なぜこたつに入ると眠くなるのでしょうか。また、こたつに入っているときに眠くなってそのまま寝た場合、体にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。

山本さん「こたつに入ることで適度に手足が温まると、血管が拡張していきます。それによって一時的に深部体温が下がることや、温かいこたつに入ることによるリラックス効果などが合わさり、眠たくなると考えられます。

しかし、こたつでそのまま寝続けてしまうとリスクがあります。体が温められ続けてしまうため、むしろ眠りが浅くなったり、途中で目が覚めてしまったりといったことのほかに、汗をかくことによって脱水症状に陥る可能性もあります。また、こたつは寝返りがすごく打ちにくいので、肩こりや腰痛につながる可能性もあります」

Q.夜にこたつに入る場合、就寝の何時間前までなら使用しても問題はないのでしょうか。また、こたつから寝室に移動するのに適したタイミングはありますか。

山本さん「夜にこたつに入る場合は、就寝の1時間前くらいをめどにしていただけたらと思います。とはいえ、冬場にこたつでゴロゴロするのはすごく気持ちいいので、どうしてもゴロゴロしていたいという場合は、こたつに入って『眠たくなってきたな…』というタイミングで寝室に移動するのが良いでしょう。うとうとしかけているのは、深部体温が下がり始めているサインです。

そのままこたつで寝てしまうと、先述のように体がどんどん温められて逆に眠れなくなるといったことが起こるので、『少しうとうとしてきた』というタイミングですぐに布団に入るのがお勧めです」

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 冬は温かいこたつに入ってついゴロゴロしてしまいがちですが、眠気を感じた時点で寝室に移動するのがお勧めであることが分かりました。こたつでうたた寝をすると夜の睡眠に影響を及ぼす可能性があるため、そのまま寝ないように気を付けましょう。

配信元: オトナンサー

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