本当に独身? 年末年始こそ見抜きたい「独身偽装」、恋人が「既婚者」かもしれない5つの危険サイン

本当に独身? 年末年始こそ見抜きたい「独身偽装」、恋人が「既婚者」かもしれない5つの危険サイン

●見破った後に取るべき対応は?

独身である確証を得る手段として、市区町村役場で発行される「独身証明書」を取得してもらう方法もあります。ただし、偽造のリスクが完全に排除されるわけではありません。

独身偽装の被害に遭っているとわかった場合は、慰謝料請求や、将来、男性の配偶者から不貞行為を主張された場合に備えて、証拠を残しておくことが重要です。

たとえば、男性が独身であると明言しているメッセージやアプリのプロフィール、通話の録音・録画データなどが考えられます。2人が真剣な交際関係にあったことを示す証拠も残しておきましょう。

また、突然LINEがブロックされるなど、連絡が取れなくなることもあります。そのため、住所や電話番号といった個人情報もあらかじめ確認しておくと安心です。

一方で、女性側にも慎重な対応が求められます。職場で言いふらしたり、SNSに個人が特定できる形で投稿したりすると、逆に名誉毀損を主張されるおそれがあります。

当事者同士での解決が難しい場合は、弁護士に相談することも選択肢の一つです。感情的な対立は避け、法的な解決を目指すことが重要です。

独身偽装は、相手の信頼を踏みにじるだけでなく、法的責任を伴う重大な問題になり得ます。とくに年末年始は、家族との関係が見え隠れし、普段は気づけないサインに目を向けやすい時期でもあります。

恋人を疑いたくない気持ちは自然なものですが、自分の将来を守るためにも、一歩立ち止まって冷静に考えることが大切です。

【取材協力弁護士】
稲生 貴子(いのう・たかこ)弁護士
「弁護士×オカン×あなたのパートナー」。2児の母としての経験を活かし、家庭や子育て、人生の悩みに丁寧に寄り添う、相談しやすく温かな弁護士を目指しています。
事務所名:瀧井総合法律事務所
事務所URL:https://takiilaw.com/

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