「眼精疲労」の予防法はご存じですか?症状を感じた時の注意点も医師が解説!

「眼精疲労」の予防法はご存じですか?症状を感じた時の注意点も医師が解説!

時代とともにITへの進歩が進み、私たち現代人の生活にスマートフォンをはじめとした電子機器は欠かせない存在です。

多くの方は日頃からスマートフォンやパソコンを使う機会が多く、目を酷使する生活が多いでしょう。

目を酷使しすぎると「目が疲れた・重い」などという、感覚を感じたことがある方もいるのではないでしょうか。その状態は一時的な疲れではなく、眼精疲労かもしれません。

この記事では眼精疲労の予防法などについてご紹介します。

※この記事はメディカルドックにて『「眼精疲労」の症状・セルフチェック法はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

郷 正憲

監修医師:
郷 正憲(徳島赤十字病院)

徳島赤十字病院勤務。著書は「看護師と研修医のための全身管理の本」。日本麻酔科学会専門医、日本救急医学会ICLSコースディレクター、JB-POT。

眼精疲労の予防方法と注意点

目薬とスマホ

予防のポイントはありますか?

予防の大前提として、パソコンやスマートフォンなどを長時間使用せず、目を酷使することをやめましょう。使う場合はドライアイを防ぐためにも、1時間に10分程度の休憩を挟みましょう。使用する場所の明るさや、使う際の姿勢が悪くなっていないかなど、意識して確認することも重要です。
VDT機器を使用したあとなどに、ビタミン剤が配合された点眼薬の使用をすることで眼精疲労の緩和に有効である場合もあります。
また、冷暖房が目に当たらない・ストレスを溜めない・睡眠をしっかりとるなど、生活習慣の改善も眼精疲労を予防するポイントの1つです。目周りを温め筋肉をほぐしたり、マッサージ行ったりなども効果的となりますので、目を多く使った日はしっかり労わりましょう。
目の健康は普段の食事からも予防が可能です。目の働きによいとされている、アントシアニン・ルテイン・DAD/EPAを含む食材を取ることもおすすめです。

セルフチェックの方法はありますか?

「眼精疲労かも」と感じた場合、以下のセルフチェックを行ってみましょう。

いつもより目が疲れる

目が乾燥したり痛みを感じたりする

物が見えづらい

VDT機器をよく使用する

目を使うと頭痛や吐き気が起こる

緑内障や白内障がある

上記の項目が1つでも当てはまる場合、眼精疲労が起こっている可能性は高いでしょう。気のせいとは考えずに、まずは専門機関にて検査や医師に相談をし、早期治療にのぞみましょう。

眼精疲労を感じたときの注意点を教えてください。

やはり大切なのは、目に異常を感じているのに放置をしないことです。現代人は何かと忙しく時間に追われ、ご自身の体調に何か起こっても後回しにする方が目立つ傾向にあります。
眼精疲労は自然には回復しません。目の異常から全身の疾患を引き起こしたあとに治療を行うと、回復するまで長引く恐れがあります。
また、度数の合わないメガネやコンタクトレンズを使い続けている方も注意が必要です。目の異常を自覚し、早期の対処を行うことで眼精疲労を防ぐことになるでしょう。

最後に、読者へメッセージをお願いします

目の疲れなどの症状は、誰にでも起こる事態です。さまざまな原因から引き起こされる可能性のある眼精疲労は、身近にある病気といえるでしょう。
些細な目の症状でも軽視せず、異常を感じたら眼科などの専門機関へ受診しましょう。初めは軽い症状でも、放置してしまうことで悪影響が積み重なり、取り返しのつかないことが起こるかもしれません。
目の健康を守れるのはご自身だけです。日頃から目を労わり、目の健康を守っていきましょう。

編集部まとめ

ビジネスウーマン
眼精疲労は始めは軽い目の疲れからはじまるかもしれませんが、放置してしまうことで事態は悪化します。

眼精疲労の原因をしっかりと把握し、対処を行いましょう。また、眼精疲労にならないためにも日頃から予防が重要となります。

日々の目によいことの積み重ねが、未来の目の健康に繋がります。目は一生を共にする大切な身体の一部です。

未来のためにも今一度、ご自身の目について考えてみてはいかがでしょうか。

参考文献

屈折異常と眼精疲労(日本眼科医会)

眼精疲労(日本眼科学会)

配信元: Medical DOC

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