海外教育移住先の人気ナンバー1はマレーシア

子どものよりよい教育環境のため、国内外問わず家族で別の地域に移り住む「教育移住」。てぃ先生は最近、芸能界のママタレントからよく教育移住について相談を受けると話します。そして「目的があるならいいけれど、海外に行くと何か多様性が身につけられるんじゃないか、何か英会話が役立つんじゃないかという気持ちで行くと、大体失敗する」と明かしました。井戸田さんも「しっかり(移住のための)下地を作って行ったほうがいい」とうなずきます。
国際教育評論家の村田学さんによると「近年、海外教育移住が増えている」とのこと。現在の海外教育移住先人気トップ5は、マレーシア、シンガポール、タイ、ハワイ、イギリス。マレーシアは月10万円程度で3LDKが借りられるなど家賃が安い点が人気で、シンガポールは学力が高い点が人気である一方、物価が高いという反面もあるとのこと。タイは教育熱心であり、イギリスは名門大学の入学を見据えて通う人が多いのだそうです。

村田さんの話によれば「1990年頃までは欧米がメインだったが、2000年頃からアジア圏に駐在員向けのインターナショナルスクールが続々と開校し、人気が上昇している」のだそう。てぃ先生も、「(アジア圏は)文化圏としても近いものがあるので、いきなり欧米に行ってまったく文化も何もかも違うというのを避けたいという需要もある」と話します。
友利さんがアジア圏の海外移住が人気になってきた理由について説明。1つ目は、「学費・生活費のコスパがいい」という点。欧米に移住する場合は年間1500万円以上かかりますが、アジア圏だと1000万円程度でよいのだそうです。また、アジア内でも、シンガポールは1000万円程度だが、マレーシアだと400万円程度。てぃ先生は「日本のインターナショナルスクールに通うより、移住したほうが安いケースもあり、『移住=お金持ち』ではなくなってきている」と明かしました。

2つ目は、「欧米名門校の分校が増加している」こと。シンガポールやマレーシアにイギリス有名校の分校が設置され、日本に近いアジア圏で質の高い教育が受けられるようになってきているのだそうです。そして3つ目は、「日本人に優しい」という点。日本と文化圏が近いことから、欧米に行くよりも馴染むのが早い場合も多いのだそうです。
また、てぃ先生は親の教育観が大きく変わってきていることも告白。「昔だと、日本国内でどうやって(子どもを将来)活躍させるかというところに留まっていたのが、今はグローバルに考えるようになってきて、『自分の子どもを日本に留まらせる必要はないのでは』『海外でも活躍できるような人間になってほしい』といった価値観に変わってきている」と明かしました。
「教育というより、人間性を育てるという意味でおすすめ」

では、教育移住先で選ばれる学校にはどのようなものがあるのでしょう。今回紹介されたのは、マレーシアで人気の学校「Epsom Collage Malaysia」。イギリスで 170年の歴史があるエプソムカレッジUKの唯一の姉妹校であり、3歳~19歳が通うイギリス式ボーディングインターナショナルスクール(国際的カリキュラムで学ぶ全寮制の学校)です。
なんと敷地は東京ドーム約4つ分! 11面ものテニスコートのほか、人工芝のサッカー場、ゴルフ練習場などがあり、スポーツに打ち込める環境が整っているのだそうです。また、水泳、サッカー、中国古典舞踊、ボードゲーム、映画制作など放課後クラブ活動のカリキュラムが150以上。それでありながら、学費は生活費込みで年間500万円程度というから驚きです。

てぃ先生は「文化や多様性などの価値観は、子どもが成長してから変えようと思ってもなかなか変わらない。小さい頃からいろんな人がいる環境で過ごして、自分の在り方について考えるには、海外のほうが適しているという考え方もある」と言います。海外への教育移住について、「教育というよりは、人間性を育てるという意味で、海外移住はいいんじゃないかと思う」と語りました。
