
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、雑誌『本当にあった愉快な話』で連載中の漫画、『腸はなくとも食欲はある!』(竹書房刊)より、『食欲2 猫恋しさを埋める「沖縄ちゃんぽん」と「ジェネリックゆし豆腐」』を紹介する。作者の島袋全優さんが、10月9日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、島袋全優さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■ホームシックをおこした姉のために

大腸を全摘出しているマンガ家の島袋全優は、猫恋しさから野良猫との交流を試みている時にお隣の伊藤と出会う。困惑する伊藤と話しながら、豆腐が安売りされていると聞いた島袋はスーパーへ直行。途中で“特売荒らしのキヨ子”と遭遇しつつも無事にきぬ豆腐を入手する。
きぬ豆腐を手に帰宅すると、姉が実家の猫を思い出しホームシックをおこしていた。「沖縄が恋しいよ~」と嘆く姉を見た島袋は“だったら久しぶりに作ってやるか”と、沖縄の家庭料理「ジェネリックゆし豆腐」と「沖縄ちゃんぽん」を作り始め…。
この腸に優しい料理を題材にした漫画を読んだ人たちからは、「これとってもおいしかった」「元気をもらいました」「三重県民の感想も聞きたい」など、多くのコメントが寄せられている。
■「読んだ人に作ってもらえたらなと」作者・島袋全優さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本エピソードのお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
激安の豆腐が手に入ったのがきっかけです。基本的に『腸がなくとも食欲はある!』は家にあるもので作れるのがいいなと思って描いているので、読んだ人に作ってもらえたらなと。沖縄特有の特別食材を使っているものもありますが大体のものが代用可能です!
――本エピソードでは、猫を求める姉妹の姿が非常に印象的でした。ふたりは沖縄にいる頃からこうして猫と接していたのでしょうか?
猫が大好きなので猫がいたら撫でさせてくれる子は撫でてました。実家ではずっと猫を飼っているので扱いに慣れているのもあります。沖縄は地域猫が多く、猫との触れ合いが多いです。那覇の国際通りでも人懐こい猫ちゃんがいるので猫好きにおすすめです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
特売荒らしのキヨ子とのシーンが気に入ってます。キヨ子は今まであったおばさんの集合体なので(腸鼻の頃からこういう感じでキャラを作っています)存在はしていません。
――猫を求める姉妹の姿を見たお隣さんが大きな衝撃を受けた表情を浮かべておりました。この後、お隣さんはどうしたのでしょうか?
本当は夜に見られたわけじゃなかったんですが、見られた時には「猫好きなんやね」と引きながら言ってました。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
大腸を失ってからでも食べられるものや沖縄料理などもレシピも多く載せているので、是非読んで欲しいです!ただUC(低残渣食)よりは食物繊維や脂質があるものを使っているのでそこはいくらでもアレンジで変えて行って欲しいと思っています。レシピは自分用に変えてなんぼですからね。

