家計管理には、数字だけでは分からない「努力」や「工夫」があるものです。特に食費は、状況によって増減が激しいときもあり、管理しづらいですよね。今回は、筆者の友人が家計に関するエピソードを聞かせてくれました。
夫の何気ない一言にカチン
我が家では私が家計簿をつけ、月末に夫へ共有しています。
ある日、夫が家計簿を眺めながら「最近、食費高くない?」と何気なく言ってきました。
料理中だった私は、思わずフライパンを持つ手を止め、夫を真顔で見返しました。
献立を考え、底値をチェックし、栄養バランスまで計算しているのは誰だと思っているの?
しかも今は物価高。
現場の苦労も知らず、数字だけで判断されることに怒りが込み上げたのです。
レシートに隠された真実
夫はさらに、「買い出しの金額が高い日があるけど、計画性がないんじゃない? どうせお菓子とか買ってるんでしょ」と、完全に“知らない側”の意見をぶつけてきました。
的外れな指摘に、私は黙ってレシートの束を突きつけました。
特売日にまとめ買いをし、下味冷凍までして節約しているのに……計画性がない? 誰が?
やがて、しばらくレシートを凝視していた夫が、ポツリと漏らしました。
「調味料って、こんなに高いんだな」
そう、月に何度か食費が高額になっている日は、調味料の補充日だったのです。

