筆者が義実家に帰省した際に起きた小さな“お風呂のハプニング”。思いがけない義母の言葉が、胸にあった苦手意識をそっとほどいてくれた出来事です。
慣れない義実家のお風呂で
義実家に帰省するのは年に一度ほど。
お風呂は昔ながらの、レバーをひねって沸かすタイプで、私はどうしても使い慣れませんでした。
そんなある日、私は追い焚きをしたままうっかり忘れてお風呂から出てしまうという大失態をおかしてしまいました。
あとからお風呂に入ろうとした義母がふたを開けると、手も入れられないほどの熱湯。
「どうしよう、完全に私のミスだ……」と何度も何度も謝りました。
怒られる覚悟
いつも、ものをハッキリ言うタイプの義母。私は正直、義母に対してずっと苦手意識があり、「怖い人」という先入観を持っていました。
「絶対怒られるに違いない!」と頭に浮かび、背筋がこわばりました。
夫に助けを求めても、「またか……」と、その場の状況に言葉を失っているようでした。
私はひたすら「すみません」「本当にごめんなさい」と繰り返し、怒られる覚悟で身構えていました。
ところが、この後の義母の反応は、私の想像を裏切るものでした。

