子供にとって楽しみで仕方がないお年玉。ただ親としては、どのように管理するべきか悩んでしまいますよね。今回は子供の頃、母親にお年玉を全額取り上げられていたという知人Aさんの話です。その後母親の目的を知ったAさんは、自身のお金についての考え方に変化があったそうです。
ケチな母に即没収
子供の頃、親戚から毎年お年玉をもらっていましたが、全て母に没収されていました。
「これは私が親戚の子供に渡したお金が返ってきているだけなの。だからお前のお金じゃないんだよ」と言われていたのをしっかり覚えています。
せっかくお年玉をもらっても1円もくれないなんて……。私は子供ながらに母の事をケチだと思い、不信感を抱いていました。
母が差し出した1冊の通帳
それから時は経ち、18歳になった私。大学入学が決まると、母から話があると言われました。
「大したお金じゃないけど、これで車の免許を取りなさい」
母は私に1冊の通帳を差し出しました。入金日は毎年1月……。それは母が今までのお年玉を貯めてくれていた、私名義の口座の通帳だったのです。
「お年玉はお前のお金じゃない」と言われていたので信じられなかった私は、母に「どうして?」と尋ねました。
すると「渡したら一瞬で使うでしょ。それに貯めていると言ったら、そのお金を頼りにすると思ったからよ。お金は本当に価値のあるものに使いなさい」と言ってくれたのです。

