意外な部分が見えてくる色塗り地図に驚きの声が
2025年は異常なまでに住宅街や街中でのクマ出没が相次ぎましたが、そもそも日本のどこに生息しているのかという情報はなんとなくでしか知らなかったという人は多かった様子。当時のXでは、「千葉県と香川県と愛媛県にクマがいなかったのは意外すぎた」「えっ……本当?千葉県にはクマいないの?」「四国にも熊が居るの意外」「九州各県がいずれも生息確認されていないのが不思議だ」などの声が寄せられていました。
ねとらぼ編集部では、可視化マップ制作の背景や日頃の投稿のテーマ選びについて、いつかいちくんさんに話を聞きました。
画像提供:いつかいちくん(@itsukaichi_engi)さん
トレンドを追いつつも意外性を意識してマップや図を作成
――今回の色塗り地図を作られた理由を教えてください
いつかいちくんさん:2025年に入って全国的にクマの出没が相次ぎ、人的被害も出るなどして、社会的に大きく取り上げられました。ただ、具体的にどのエリアに出没しているかを確かめたく、都道府県単位で可視化マップにしてみました。
――投稿には多くの反響がありました。お受け止めをお聞かせください
いつかいちくんさん:本州で唯一千葉県だけ出没していない結果に対して多くの反響がありました。「関東山地と山がつながっていないから?」「クマのプーさんならディズニーにいる」「移住するならチーバ君」など様々な反応がありました。つい先日、2025年の漢字が「熊」に選出されたこともあり、その影響もあってこの投稿にも反応がちょくちょく来ています。
――いつもユニークな視点の図や色塗り地図を投稿されています。テーマを選ぶ際のこだわりはありますか
いつかいちくんさん:1つはその時のトレンドに関連することを意識しています。特に今回の“クマ騒動”のようなニュースは、分布図にしてみると見えてくるものがあると感じ、作成してみました。
もう1つは「意外性」です。以前、「過去に37℃以上を記録したことがある都道府県」を可視化しましたが、実は沖縄県以外の全ての県が37℃以上を記録し、沖縄のみ37℃以上を記録したことがありません。暑いイメージの沖縄ですが、周りに海があるなどを理由に夏は気温がそこまで上がらないのでは、と仮説を立てて可視化を試みました。こうした意外性を意識することで得られる発見、気づきなどがユニークな地図を作成する1つの材料となってますね。
他にも地図を作る際に意識している点としては、コーポレートカラーを意識して着色しています。以前、「東横イン」がある都道府県を投稿した際には青色、「餃子の王将」がある都道府県の際は赤色のように、企業のイメージカラーを地図にすることで、ご覧になる方がイメージしやすいよう心掛けています。
――今後チャレンジしてみたい分野、テーマはありますか
いつかいちくんさん:今後は、市町村ベース、細かい地図など、地図のジャンルを広げていきたいとぼんやりですが考えています。他にも、当方は交通関連(航空、鉄道関係)を得意としていますので、過去に反響が大きかった「○○県まで1本で行ける」などの地図をシリーズ化していきたいと考えています。

