【熟成醤油ラーメンきゃべとん】1133円「きゃべとん+炒飯セット」実食
今回は、名物の熟成醤油きゃべとんに炒飯セットをつけました。合計1133円です。
鉄板焼豚チャーハン(写真:スーパーマーケットファン)
まずはじめに炒飯が到着! アツアツの鉄板に、店員さんがジャッと玉子をかけてくれます。
その手法と見た目は丸源ラーメンの鉄板玉子チャーハンとそっくり。違いは頂上の焼豚にかかったソースくらいでしょうか。
焼豚やネギを炒め混ぜる(写真:スーパーマーケットファン)
具と玉子と米を自分でワシャワシャとかき混ぜていきます。湯気がもうもうと立ち上がって食欲が刺激される!
良い感じになったところで一口いただくと、味が濃いめでおいしい! おこげになった部分はカリカリで食感もよいです。丸源よりも油分がちょっと多めにも感じるのは、タレの存在があるからでしょうか。
鉄板焼豚チャーハン(写真:スーパーマーケットファン)
炒飯を炒めている途中で、名物「熟成醤油きゃべとん」が登場です。
チャーシューのインパクトがすごい! 名前の通り、キャベツと豚が主役なのが見た目で伝わります。海苔が提供時点でシナシナに倒れているのがちょっと残念……。
「熟成醤油きゃべとん」(写真:スーパーマーケットファン)
チャーシューの上には炒飯と同じようなタレがかかっています。チャーシューは豚バラ肉を巻き込んだ巻バラチャーシューなんだとか。
食べると、トロッと柔らかで幸せな口当たり。満足感があります。
チャーシュにはタレ(写真:スーパーマーケットファン)
こだわりのキャベツはシャキシャキ感を残すために200℃の油で素揚げしているそう。
店内には使っているキャベツの産地と糖度まで掲示されていて、この日は長野県産で糖度は「葉5.0 茎5.1」でした。
素揚げしたキャベツ(写真:スーパーマーケットファン)
キャベツを食べると、「熱々パリパリきゃべつ」というよりシナシナ食感。
実家で食べる野菜いっぱいのラーメンに乗っているキャベツを思い出しました。懐かしくてシンプルなキャベツの味わいです。芯まで火が通っているからむしゃむしゃと食べ進められます。
芯も火が通ってる(写真:スーパーマーケットファン)
細いストレート麺はスープになじんでツルツルといけちゃいます。
スープの甘みは熟成した醤油の味わいでしょうか。豚背脂と鶏ガラと宗田節で仕上げているそう。
ストレート麺(写真:スーパーマーケットファン)
キャベツが案外おなかに溜まるので、ラーメン一杯の満足度があります。
食べ終わったあと、卓上のメニュー表に目を通していたら、ラーメンの特徴が説明されていたのですが、少々衝撃的なことが判明しました。
ラーメンの詳細説明(写真:スーパーマーケットファン)
チャーシューにかかっていたタレは、「きゃべだれ」というもので、キャベツのうま味を引き出すための専用ダレだったそう。言われてみれば、確かにイラストやメニュー写真ではチャーシューではなくキャベツにタレがかかっています。
もしかしたら、タレがかかっていたら実家のような味にはならなかったのかもしれません。本領を楽しめず、ちょっと残念です!
【熟成醤油ラーメンきゃべとん】第二の丸源ラーメンになる?
店頭の掲示(写真:スーパーマーケットファン)
初めての「熟成醤油ラーメンきゃべとん」でしたが、丸源ラーメンに似たところもありつつ、オリジナル色も感じられました。
店内は小上がり席や子ども用の椅子もあり、ファミリーで食事をしている姿も見られます。丸源ラーメンと同じく、子連れウェルカムな雰囲気は地域民から重宝されそうですね。
現在は店舗数が1ケタ台の「熟成醤油ラーメンきゃべとん」が、これから増加するのか? 第二の丸源ラーメンに成長するのか楽しみです。

