「じゃないほう」のガジェット
メーカーは誇張しているわけでもなく、劣化スペックを公にしているのだから、もはや騙しではありません。「SONYと間違ってくれるかな？」と望んだようなメーカー名、「iPhone17 Proと勘違いしてくれるかな？」と期待した機種名。単に、じゃないほうのガジェットなだけです。
ちょっと騙し臭いメーカー名と機種名ですが、付属の取扱説明書はしっかりしています。逆にいまどきのスマホは取扱説明書が付かず操作方法は直感に頼るしかないので、SOYES XS18 Proのほうが親切と言えば親切。取扱説明書は中国語と英語の2表記。ページごとにGoogle翻訳すればいいだけの話です。
スマホが小さいというのは……
ちなみにSOYES XS18 Proは「FCCマーク」「CEマーク」ともに認可を受けている製品です。基本的操作はアンドロイド9.0で Instagramやfacebook、X（旧ツイッター）などのSNSアプリをインストールでき、GoogleChromeやGmailは最初からインストール済みとなっています。カメラ機能としては「iPhone」シリーズと同じくフロントカメラ、リアカメラがあり、フラッシュライト付きの3眼レンズ仕様。
スクリーンは3インチしかないので、撮った画像も映像も詳細を確認するにはちょっと厳しい。メール機能を使ってみようとしましたが、キーボードがあまりに小さすぎて、狙ったキーを打てません。
なのでアドレス登録もできないから、電話機能も使わぬまま即コレクションケース行きとなりました。持ち運びには便利ですが、スマホが小さいというのは使い勝手がかなり悪いと知りました。