かつては“憧れの的”だった
若者を中心に“テレビ離れ”が指摘されて久しい昨今。実家を離れて一人暮らしをする学生や社会人の中には、自宅にテレビがないというケースも少なくないようです。かつては華やかで憧れの的だった「テレビ業界」について、自分も働いてみたいと感じている若者はどのくらいいるのでしょうか。
このたび10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が、「テレビ業界で働いてみたいと思いますか?」というアンケート調査を実施、その結果を発表しました。
調査は2025年9月、全国の現役高校生の男女101人を対象にウェブ上で行われたものです。テレビ業界で働いてみたいと思うか否かについての回答は、思う38.6%、思わない61.4%という結果になり、働いてみたいと感じる高校生の方が少数派ということが明らかになりました。
働きたいと思わない理由として挙げられたのは「興味がない」という一言が多数。また同業界の印象に関しては「大変な割に給料が安そう」「上下関係が大変そう」「拘束時間が長そう」「どんな仕事をどれくらいやらないといけないのか?」など、“仕事としての不透明さ”や“厳しい世界”といった認識があるようです。また、社会的にも大きな問題となったフジテレビの件も影響してか、「闇が深そう」「ブラックそう」「暗い話しか耳にしない」といった意見も見られました。
一方、テレビ業界で働いてみたいと思うと回答した生徒たちの意見では、「推しに会えるかもしれないから」「楽しそうだから」「有名人に会えるから」など、“ミーハー心”から来る動機が。業界での仕事に対してというより芸能人に対しての関心が高いとも言えそうな結果となっています。
ただ、「ドラマが大好きで制作に携わりたい」「自分が関わった作品や番組がほかの人にも役立ったり楽しんでもらえたりしたら絶対うれしいと思う」など、番組制作への強い興味を示す声も見られました。さらに「編集作業をしてみたい」「動画編集が好きだから」など、TikTokやYouTubeなどの影響を感じさせる意見もありました。
(LASISA編集部)

