メディカルドック監修医が白血病の原因などを解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「白血病の原因」はご存知ですか?白血病の種類やなりやすい人の特徴も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
影山 広行(医師)
保有資格
放射線診断専門医
核医学専門医
PET核医学認定医
日本医師会認定産業医
日本医師会認定健康スポーツ医
抗加齢医学専門医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
「白血病」とは?
血液の中の細胞には、酸素を運ぶ赤血球、体内に侵入した細菌やウイルスなどを排除する白血球、出血を止める血小板があります。このうち、骨髄で血液細胞をつくる過程で異常が起こり、白血球が無制限に増殖するがん化した細胞(白血病細胞)となったものを白血病と言います。
白血病になりやすい人の特徴
放射線被曝のある人
他のがんの治療を目的とした放射線治療や抗がん剤は正常細胞を傷付けることがあり、白血病のリスクが少し高くなります。また、原子爆弾や原発事故による被曝でも白血病になるリスクが高くなります。
喫煙
白血病のリスクは特別に上昇するというわけではありませんが、喫煙は他のがんと同様に悪性腫瘍の罹患リスクを高めます。白血病も例外ではなく、喫煙で白血病のリスクが高まります。
HTLV-1感染
成人T細胞性白血病ではHTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)に感染することが原因と判明しています。HTLV-1は脊髄で慢性炎症を引き起し、脊髄が傷害され、両下肢のつっぱり感、歩行困難、しびれ感、排尿困難や便秘などの症状を引き起こすこともあります
HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)に感染すると成人T細胞性白血病を発症することがあります。HTLV-1感染は白血病になりやすい、と言えるでしょう。

