家族が「インフルエンザに感染」したらどのように対処したらいい?【医師監修】

家族が「インフルエンザに感染」したらどのように対処したらいい?【医師監修】

インフルエンザは家庭内での感染リスクがある病気のひとつです。家族の誰かが発症すると「いつうつるのか?」「どのくらいの確率で感染するのか?」と不安に感じる方もいるでしょう。

本記事ではインフルエンザの家族感染は何日後に発症するのかについて以下の点を中心にご紹介します。

家族がインフルエンザに感染した場合の注意点

インフルエンザの家族感染は何日後に発症するのかについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。ぜひ最後までお読みください。

※この記事はメディカルドックにて『「インフルエンザの家族感染は何日後」に発症するかご存知ですか?【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

本多 洋介

監修医師:
本多 洋介(Myクリニック本多内科医院)

群馬大学医学部卒業。その後、伊勢崎市民病院、群馬県立心臓血管センター、済生会横浜市東部病院で循環器内科医として経験を積む。現在は「Myクリニック本多内科医院」院長。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医。

家族がインフルエンザに感染した場合の注意点

家族がインフルエンザに感染した場合の注意点

家族がインフルエンザに感染したらどうなりますか?

学校保健安全法に基づくと、感染症の拡散を防ぐための措置として、インフルエンザに感染した学生は、発症後5日が経過し、解熱後2日(幼児の場合は3日)が経過するまで学校への出席が停止されます。
職場においても、発症後7日間程度は休業することが望ましいですが、職場の就業規則により異なる場合もあるため、所属する組織の指針を確認しましょう。

なお、家族の誰かがインフルエンザに感染した場合、感染していない家族は自宅待機の必要はなく、職場や学校へ行っても問題はありません。

インフルエンザの家庭内隔離はいつまで必要ですか?

インフルエンザは、発症の1日前から発症後3日頃までが感染力が強いとされています。そのため、この期間は特に注意が必要で、感染者は家族とは別の部屋で過ごすことが推奨されます。

インフルエンザになった家族の看病で気をつけることはありますか?

インフルエンザに感染した家族の看護では、以下の点に注意してください。

●継続的観察:
けいれん症状、呼びかけに答えないなどの意識障害、肩で呼吸をしている、胸の痛み、唇の色や顔色が悪い、水分がとれずおしっこが出ていないなどの症状の悪化や新たな症状があれば迅速に医療機関に連絡する

●インフルエンザ脳症に警戒:
特に小児の場合、けいれんや意識障害などの症状が見られたら速やかに対応する

●家庭内安全対策:
異常行動による事故を防ぐため、玄関や窓の施錠を徹底し、安全な部屋で休ませる

最後に、読者へメッセージをお願いします。

インフルエンザは家族内で感染しやすいですが、正しい予防対策をとることで感染リスクを抑える工夫を意識することが大切です。手洗い・マスク・換気を徹底し、少しでも体調に異変を感じたら早めに対応しましょう。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまでインフルエンザの家族感染は何日後に発症するのかについてお伝えしてきました。インフルエンザの家族感染は何日後に発症するのかの要点をまとめると以下のとおりです。

インフルエンザは飛沫感染と接触感染の2つの感染経路がある

インフルエンザの発症後は症状が急激に悪化し、高熱が続く3日目までがピーク

インフルエンザが家族に感染しないためには、こまめな手洗いを徹底する、咳エチケットを守る、換気と加湿を行うことなどが大切

インフルエンザは家族内で広がりやすい感染症ですが、適切な対策をとることでリスクを軽減できます。大切な家族の健康を守るためにも、手洗い・マスク・換気を徹底し、免疫力を高める生活習慣を意識しましょう。

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考文献

インフルエンザとは|NIID国立感染症研究所

配信元: Medical DOC

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