届いたのは不器用なやさしさ
実家に顔を出した日から2日後、私宛に荷物が届きました。差出人は実父。実母からお米などの救援物資が届くことはあるものの、実父から荷物が届くことは初めてでした。開けてみると、福音館書店の0.1.2えほん『ごぶごぶ ごぼごぼ』。
カラフルな色合いと、さまざまな形が出てくる楽しい絵本でした。慌てて実父にメールすると、「もうすぐ1歳の誕生日だからな」と。厚紙絵本なので、娘が投げようが、かじろうが、舐めようが大丈夫。不器用な父のやさしさを感じました。
絵本について調べていくなかで、動画やスマートフォンアプリなど、探せば紙の絵本以外にも、さまざまな絵本の楽しみ方があることにも気がつきました。父からもらった絵本がきっかけとなり、自分の中にある「こうあるべき」という考えを柔軟に変えていくことが、子育てには必要なことなのだと改めて感じた体験でした。
著者:西垣かおり/女性・主婦。7歳女児のママ。元転勤族の妻で、子どもは1人だが、3度の保活経験あり。縁もゆかりもない街で戸惑いながらも、初めての子育てを楽しんだエピソード中心に執筆中。
イラスト:ちひろ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

