【2022年アカデミー賞直前集中連載】ジョン・カビラさんの個人的ドハマリ映画をご紹介

【2022年アカデミー賞直前集中連載】ジョン・カビラさんの個人的ドハマリ映画をご紹介

『生中継!第94回アカデミー賞授賞式』WOWOWにて独占放送!

LA時間で3月27日に開催されるアカデミー賞授賞式(日本時間では28日)。今から結果が気になるところですが、そのへんのところ、長年授賞式の中継番組で案内役を務めているジョン・カビラさんに、映画ライターのよしひろまさみちが話を聞いちゃいました。最終回は、カビラさんが個人的に思い入れのある作品について!

地味にすごい作品もあります

よしひろ(以下)地味なところですが、3部門で候補入りしている、6月に日本公開予定の『FLEE フリー』は異例ですよね。


ジョン・カビラ(以下)前代未聞の3部門ですよ。国際長編映画賞と長編アニメ映画賞はいいとして、長編ドキュメンタリー賞も候補入り。まだ観られていないのですが、海外の記事を読んでいると、アフガン難民へのインタビューがベースになっていて、それに則った形の情景をアニメで再現しているそうです。それも、アフガニスタンから逃げてデンマークにやってきたゲイの男性が主人公で、分断とジェンダーをテーマにしている。僕らが向き合っていかねばならない深淵なテーマをえぐっている作品ですね。


 長編アニメ映画賞がディズニーとピクサーの牙城になっているところがありますからね。そもそも『千と千尋の神隠し』が受賞した部門ですから、もっと他の空気も入れて欲しいですからね。


 大手スタジオばかりじゃなくなっているところも面白い。ほんとに過渡期なんじゃないかな。新しい世界が広がる。まさにその時代の真っただ中にいると思うんですよ。それがどう進んでいくのか。それが楽しく、なおかつ心揺さぶるんだと思いますね。

『FLEE フリー』
監督:ヨナス・ポヘール・ラスムセン/配給:トランスフォーマー/公開:6月、全国ロードショー予定 ©Final Cut for Real ApS, Sun Creature Studio, Vivement Lundi!, Mostfilm, Mer Film ARTE France, Copenhagen Film Fund, Ryot Films, Vice Studios, VPRO 2021 All rights reserved

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