タイヤのチェック・チェーンの用意
タイヤとチェーンの使い分け
ノーマルタイヤ(夏用タイヤ)、スタッドレスタイヤ、チェーンの使い方を確認しておきましょう。スタッドレスタイヤは低温でも固くなりにくいため地面に密着します。また、氷の上の水を排水しやすく、雪もつかみやすい構造のため、凍結や雪の積もった道路でのスリップを防ぎます。
ただし、ノーマルタイヤと比べると雨天の排水性能が劣るほか、高温時にはゴムが柔らかくなりすぎてグリップ力が落ちたり、すり減りやすく寿命が縮んだりするため、冬以外のシーズンはノーマルタイヤに交換する必要があります。
チェーンも凍結や雪の積もった道路でのスリップを防ぐために使用しますが、スタッドレスタイヤよりもグリップ力が強くなっています。ただし、乾いた地面では道路を削ってしまうことや、運転時に車が揺れるといったデメリットがあります。そのため、凍結や雪の積もった道の手前で装着し、凍結や雪が無くなった時には外す必要があります。
なお、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われた時には、過去に雪による立ち往生や通行止めがおきたことがあり、急な上り下りがある峠などの場所でチェーン規制が行われることがあります。チェーン規制が行われる区間では、チェーンを装着していない車は走行できませんので注意しましょう。
タイヤの交換目安
先ほど説明をした通り、タイヤがすり減り溝が浅くなると雨天時の走行でスリップしやすくなりますし、スタッドレスタイヤでも溝が浅くなればアイスバーンでの効果は薄れます。道路交通法では溝の深さが1.6mmとなると整備不良とされ車検が通らなくなりますが、これはあくまで法律上での基準となり、それ以前にタイヤの排水能力は下がっています。溝の深さが4mm以下になると、時速80kmでブレーキを踏んでから止まるまでの距離が急激に長くなってきますので、地面と接する面の溝が新品のときの半分となった時には、タイヤの買い替えを検討しましょう。
スタッドレスタイヤの場合には、プラットフォームというタイヤの溝が半分を切ったことを示す目印がついています。プラットフォームが溝と同じラインまで出ていれば買い替えをするようにしましょう。
それほど道路が凍結せず、雪の降らない地域に住んでいる場合には、凍結の可能性や雪の降る日は車で外出しないこと。慣れない状況では無理をしないことも大切です。
どうしても予定がある場合には、事前にスタッドレスタイヤを装着し、チェーンを積んだレンタカーを借りるのもいいでしょう。
参考資料
NEXCO東日本 冬の事故は夏の1.8倍!冬道こそ安全運転でお願いします!首都高速道路株式会社 ”雨の日は事故4倍!施設接触事故は12倍!“梅雨時期に雨の日の交通事故防止を呼びかけるRain Smart Driverキャンペーンを開始します
三井住友海上 冬のアイスバーンに注意!発生しやすい場所や種類、走行の注意は?
三井住友海上 スリップ事故を防止しよう!原因や気をつけたい天気、場所を徹底解説!
JAF [Q] 知っておきたい雪道・凍結路の危険ポイントはどこですか?
ブリヂストン タイヤの寿命は何年?交換目安の年数や交換時期のサイン
ブリヂストン スタッドレスタイヤとチェーンは併用がおすすめ?使い分けや知っておくべきポイントを紹介します
国土交通省 チェーン規制 Q&A

