■週2回の出社日は、パパとおばあちゃんの日
――幼稚園のお迎えは、夫婦どちらの担当ですか?
久保さん 基本は私が行きます。ただ、ミーティングがあって難しいときは、夫が行けるか確認して、手が空いていればお願いしています。夫の診療時間と比較的融通を利かせやすい時間を共有カレンダーに入れているので、そこで調整します。
――旦那様も柔軟に動けるのは助かりますね!
久保さん そうですね。クリニックの休診日である木曜は、夫の育児担当の割合が多めです。それに加えて、週1回は義母がお迎えに行ってくれる日があります。次男は普段17時まで預かり保育ですが、義母と一緒の日は預かりなしで、幼稚園の通常お迎えの14時に帰宅しています。
その日は友達と約束して公園で遊べるので、息子にとって「お楽しみの日」になっていますね。私は仕事が終わったらおばあちゃんの家にお迎えに行っています。
――家族みんなでサポートし合いながら、仕事と育児を両立しているのですね。
久保さん 家族にはとても助けられています。17時までに業務が終わらないときは、私が仕事をするかたわらで、帰宅したパパが次男を抱っこして長男の宿題を見ることもあります。

■何気ない日常をイベント化する「ちょっとしたお楽しみ」
――忙しくて夕食の準備に手が回らない日もありますよね。
久保さん 帰宅後はもうバタバタなので。正直に言うと、週に3回ぐらいは外食です。とくに木曜日はパパが休みなので、ほぼ毎回外食ですね。あとは私のパワーが残ってないとき。友達家族とごはんに行くこともありますし、平日に自宅で作るのは週1回程度なのですが、無理をしてもいいことはないので「夫婦の仕事のパフォーマンスを上げるため!」と割り切っています。
――お子さんたちが楽しく食べられるというのも大事ですよね。
久保さん そうですね。自宅で作るときは、お肉を焼いたり、オーブン料理にしたりすることが多いです。以前、長男が給食で食べたチキンがおいしかったから家でも食べたいとリクエストされたことがあって。
献立表からネットで調べて、在宅ワークの合間を見ながら調理して再現したら、それが子どもたちに大ヒット! 子どもの「あれ食べたい!」に応えるのは大変ですが、喜んでくれると嬉しいですよね。手をかけるところにはかけて、メリハリをつけています。
――平日は自由な時間も限られますが、お子さんとのコミュニケーションで大切にしていることはありますか?
久保さん 私はいつも「今を一番楽しみたい!」と思うタイプ。平日は仕事があるし、時間も限られるけれど、だからといって適当にやりすごすのではなく、楽しいことを見つけたいと常に考えています。だから日常をイベント化することを大切にしています。
――どんなことをしているのでしょうか?
久保さん 例えば「ムービーナイト」と名を打って、子どもたちの好きな映画を観る時間をとる。でも、決して大掛かりなものではなく、夕食はおにぎりやウインナーなど簡単なもので済ませて、ポップコーンとアイスを用意して、一緒に映画を見るだけです。
でも、そこで「今日はムービーナイトやっちゃいますか!」とあえてイベントっぽく言うだけで、子どもたちはワクワクしてくれます。お風呂も、好きなキャンドルを焚く「キャンドルナイト」にしたり、何種類もある入浴剤から「今日は次男が好きな入浴剤を選んで!」と選ばせたり。
――ちょっとしたことを特別なことに変えてあげるのが楽しむコツなんですね!
久保さん そうなんです。お手伝いも一緒で、洗濯物を畳むときに競争っぽくしたり、大人に頼むのと同じようにちょっと敬語を使ってタスクっぽく依頼したりします。ほめまくったら、どこまでやってくれるのかを試すことも(笑)。日常のあらゆることはゲームやイベントにできると思っています。

ムービーナイトで鑑賞する映画のセレクトは、兄弟で順番に! ポップコーン片手に大人もリラックスできるひとときです。
