普段の夜も特別なイベントになる!フルタイムで働くママが実践する、子どもたちとの「今を一番楽しむ」方法

■「名もなき家事」の外注が想像以上に大助かり

――週1回は家政婦さんを頼まれていると聞きました。きっかけは何だったのでしょうか。

久保さん 家政婦さんにお願いしていることは、もともとすべて夫がやっていた「名もなき家事」なんです。シャンプーの詰め替え、レンジフードの掃除、防犯カメラの充電など、ちょっと手間で、中にはわざわざやらなくても生きていけるけれど、やったほうがより気持ちよくすごせるようなことですね。

――名もなき家事は、どちらかに偏るとストレスになると言いますね。

久保さん そうですよね。「休みの日はしっかり休みたい。名もなき家事は家政婦さんにお願いして、その分をペイできるぐらい仕事でいいパフォーマンスをしたい!」と夫から提案されました。
今来てくれている家政婦さんは、夫が自ら紹介所に連絡して、面接もして、見つけてくれた方なんです。結果、夫婦も円満になり、家もきれいになり、夫も私も仕事に最大限集中できる。コストをかけてでも導入して、本当によかったと思っています。

――素晴らしいですね。具体的には、どんなことを外注しているのでしょう。

久保さん 前述したようなこと以外にも、水回りの掃除やシーツの洗濯、乾燥から子どもの体操服のゼッケンつけや、劇の衣装作りなどのお裁縫関係、宅配便の受け取りなどですね。
まるで実家の母のようにマルチに対応していただいています。家政婦さんが教えてくれるライフハックなどもあって、プロの知識を得て生活を刷新できることもメリットのひとつです。

■サポートし合えるママ友宅は実家のような存在!

――ほかにも育児と仕事の両立に欠かせないことはありますか?

久保さん ママ友との交流は本当にありがたいですね。私たち夫婦の仕事が忙しいときに、子どもたちを預かってくれて、ごはんからお風呂まで面倒を見てくれるママ友家族がいます。子どもたち同士も仲良しだから、いつも楽しそうですね。
会社帰りにお礼のビールを持って寄ると、「おかえり!お疲れ様!」といいながら私の分のごはんまで用意してくれていて……。もう実家のような存在です(笑)。

――それはありがたいですね。逆に久保さんのお宅にお子さんのお友達がいらっしゃることもあるのですか。

久保さん ありますね。長男が幼稚園のときから仲良しで、普段から親しくしている家族が2〜3世帯います。この関係性に至ったきっかけは、飲食店をやっていた友達のお店に集まって、家族でごはんを食べる機会があったことから。
「来週は出張がある」と話したら、その日のお迎えや夜寝るまでの子どもたちの対応が大変なことを察した友人たちが「うちに子どもたちを連れておいでよ」「泊まって行ったら」と言ってくれたんです。パパ同士も仲良しで、今も、持ちつ持たれつで助け合っています。

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■「ママの好きなところは、仕事を頑張っているところ」

――ご夫婦での家事、育児の分担についても教えてください。

久保さん 私は朝ごはんやお弁当、洗濯関係など、日々の家のことのプロマネで、夫は子どもの教育関係のプロマネだと思っています。日ごろの家事や育児は私がしますが、子どもの習い事や学校とのやりとり、連絡などはすべてパパがやっています。
予防接種のスケジュールを組み、病院の予約をとって連れて行くのも、長男の家庭教師を探して面談したのもパパです。夫も診察がない時間に中抜けして面談するなど、仕事と家庭の時間を調整してくれています。教育熱心で、子どもが大好きなんです。

――管理や調整が得意なんですね!

久保さん はい。めずらしいかもしれませんが、子どもの服や靴の買い出しもパパなんですよ。休日である木曜に子どもと一緒に出かけて買っているみたいです。急に新しい靴になって帰ってくることもあります(笑)。
そこに関しては任せっきりなので、私は口出しすることもなく、好きなようにやってもらえたらいいなと思っています。

――最後に、久保さんが子育てをしながら仕事を続けてきて「よかった」と感じたエピソードがあればお聞かせください。

久保さん この間、次男の幼稚園で「ママの好きなところ」を書いてもらう機会があったんですよ。次男の作品を見たら「パソコンを頑張っているところ」と書いてくれていたんです。
「やさしいところ」とか「ごはんを作ってくれるところ」とか、イメージしていた回答とは違ったので、最初は驚きました。でも仕事をしている姿が、子どもにとってのママの好きなところとして認識されていることがとてもうれしくて。

――それはうれしいですね!

久保さん はい。でもママのお仕事って何かわかる?と尋ねたら「ミーティング!」と答えたのですが(笑)、それでも子どもなりに母親の仕事と頑張りを理解して、応援してくれているんだなと。
仕事に注力しすぎてしまうと、どうしても後ろめたくなったり不安になったりすることもありますが、頑張ってきてよかった!と心から思えましたね。

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(取材・文:宮本貴世、撮影:奥村暢欣、久保さん提供、イラスト:ぺぷり/マイナビ子育て編集部)

配信元: マイナビ子育て

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