植物性たんぱく質が不足すると現れる症状

ここでいう「植物性たんぱく質の不足」とは、植物性食品からのたんぱく質摂取量が少ないことにより、結果として一日のたんぱく質摂取量全体が不足した状態を指します。
たんぱく質は動物性・植物性のいずれから摂取しても体内で同様に利用されるため、
総摂取量が不足すると、以下のような症状が現れる可能性があります。
疲れやすい
エネルギー産生の材料が足りず、疲労感や体力低下などが起こりやすくなります。
免疫力の低下
抗体や免疫細胞もたんぱく質から作られるため、不足が続くと風邪をひきやすい・治りにくいなどにつながる可能性があります。
筋肉量・筋力の低下
たんぱく質が不足すると、人体を構成するたんぱく質が分解され不足分を補おうとします。階段がつらい、筋トレしても筋肉がつきにくいなどは、たんぱく質不足の典型的なサインとされています。高齢者では、フレイルやサルコペニアに繋がるおそれもあります。
植物性たんぱく質が不足しやすい人の特徴

ダイエットをしている
食事量を減らしてエネルギーが不足すると、一番にたんぱく質が不足しやすくなります。ダイエット中は、動物性たんぱく質よりエネルギーや脂質が控えめな植物性たんぱく質を摂ることで、たんぱく質不足も補えます。朝食に取り入れやすい納豆や豆乳を習慣化すると手軽に植物性たんぱく質を摂ることが出来ます。
肉や魚中心の食事をしている
肉や魚などの動物性食品が中心の食事では、たんぱく質量自体は十分に摂取できていても、
大豆製品や穀類、野菜などの植物性食品を取り入れる機会が少なくなりやすい傾向があります。その結果、植物性たんぱく質とともに摂取できる食物繊維やファイトケミカルなどの植物由来成分が不足する可能性があります。
高齢者
食欲低下や咀嚼力の低下でたんぱく質摂取量が減りやすく、フレイルやサルコペニアのリスクが高くなることが指摘されています。食欲がないときでも、準備しやすく食べやすい豆腐はおすすめの食材です。

