ペースメーカーを入れた人の寿命とは?Medical DOC監修医が種類・寿命・費用・日常生活での注意点などを解説します。

監修医師:
小鷹 悠二(おだかクリニック)
福島県立医科大学医学部卒業 / 専門は循環器内科 / 2009/4月~2013/3月宮城厚生協会坂総合病院 / 2013/4月~2017/3月東北大学病院循環器内科・同大学院医員 / 2017/4月~2018/5月仙台オープン病院循環器内科医長 / 2018/5月~おだかクリニック副院長 / 診療所での外来業務に加え、産業医、学校医としての業務も行っている。
「ペースメーカー」とは?
ペースメーカーは、脈が遅くなる病気(不整脈)を治療するために体の中に埋め込む小さな機械です。
通常、胸の皮膚の下に本体を入れ、そこから伸びる細い線(リード)を心臓につなぎます(最近では心臓の中に直接埋め込むタイプもあります)。この機械は24時間休まず心臓を見守り、脈が遅くなりすぎたり止まりそうになったりした時に、電気の刺激を送って心臓を正しいリズムで動かします。
これにより、血液が全身にうまく回らないことで起こるめまいや失神、息切れなどを防ぎ、健康な人と変わらない生活を送れるように助けてくれます。
ペースメーカーの種類
ペースメーカーには、心臓につなぐ電線(リード)の本数や機能によって、主に以下の種類があります。
シングルチャンバ
リードが1本のタイプです。心臓の上の部屋(心房)か下の部屋(心室)のどちらか一方だけを刺激します。
デュアルチャンバ
リードが2本のタイプです。心房と心室の両方を見守り、タイミングよく刺激することで、心臓の自然な動きに近づけます。
リードレスペースメーカー
カプセル型の最新タイプです。電線を使わず、カテーテルで心臓の中に直接埋め込みます。胸を切開しないため傷が小さく、リードの植込みも不要なため、ばい菌が入るリスクが低いのが特徴です。

