「新鮮だから安全」は大間違い!
お正月休みが明け、疲れた胃腸を休めるために「温かい鶏鍋」や「シチュー」を食べているご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、「冬だから食中毒は大丈夫」と油断するのは禁物です。実は、鶏肉による食中毒は冬場も多く発生しており、特に鍋料理には特有の落とし穴が…。昨年末に農林水産省が緊急投稿し話題となった「鶏料理の注意点」を、栄養士が再解説します。
冬も潜むカンピロバクターの恐怖
クリスマスのチキン、年末年始の筑前煮、そして寒い夜の鍋料理…。鶏肉は私たちの食卓に欠かせない食材ですが、同時に「食中毒リスク」と隣り合わせの食材でもあります。
「食中毒といえば梅雨や夏」というイメージが強いかもしれませんが、鶏肉を主な原因とする細菌「カンピロバクター」による食中毒は、気温の低い冬場を含め一年中発生しています。
農林水産省も公式X(@MAFF_JAPAN)で、「新鮮だから安全ではありません!」と強い言葉で注意喚起を行っています。
特に気をつけたいのが、この時期の「鍋料理」。
「煮込んでいるから大丈夫」と思いがちですが、具材を次々と追加する鍋では加熱時間が曖昧になりがち。特に「鶏団子」や「厚切りの鶏モモ肉」は中心まで火が通りにくく、知らず知らずのうちに菌を取り込んでしまうケースがあるのです。

