老人性白斑の前兆や初期症状について
老人性白斑では、皮膚の色が部分的に白っぽくなります。白斑は日光が当たりやすい部位(顔や手足、前腕など)に生じることが多いですが、人によっては脇の下や膝、へそ、乳首、陰部、肛門などに生じることもあります。身体のどこかに1〜2個認めることもあれば、全身に広く出現することもあります。
皮膚の色が白い人は白斑が目立ちにくい傾向にありますが、色が濃い人は患部がよりはっきりと見えることもあります。このほか、患部ではメラニン色素を生成するメラノサイトに異常があるため、毛髪の色も白くなることがあります。そのため、白斑の部位の毛髪や体毛が白くなることもあります。
老人性白斑の検査・診断
老人性白斑は通常、特徴的な外観から診断されます。加齢に伴い後天的に白斑を認める場合には老人性白斑が疑われます。
しかし、他にも似た症状を呈する疾患があり、場合によっては鑑別が困難なケースもあります。そのような場合には、患部をより詳しく調べるために「ウッド灯検査」がおこなわれることもあります。
ウッド灯検査では、暗い室内で患部にブラックライトを当てて患部を観察します。ブラックライトを当てた皮膚は細菌などの病原体やメラニン色素が際立って観察でき、白斑の診断につながるほか、感染症などの疾患と鑑別することにも役立ちます。

