
本作『天然非常識、無垢さん』を描いたのは、ブログにて漫画を描いているゆき蔵(@yuki_zo_08)さんである。アパレル業界で約10年の接客経験を持つゆき蔵さんは、当時の実体験をベースに店舗名や人物は身バレしないようにアレンジを加えながら“接客業の闇”を描いているほか、ないものねだりばかりをする4人の女性を主人公にした物語『ないものねだりの女達』などを連載している。

本エピソードについてゆき蔵さんに詳しく話を聞いてみた。
――いつもにこやかで、何かを注意しても「以後気をつけます」とテンプレートのように答える素直な派遣さんですが、ちょっと厄介なタイプでしたね?
かなり厄介でした。悪気がない悪が一番の悪です。
――「社員さんが対応した方が早いですよね?」とにこやかに言われたとき、温厚なゆき蔵さんも怒っていましたが、どういう気持ちでしたか?
「そういう問題じゃないだろ!!」って感じでした。「無責任にも程がある!」…と。

今回のエピソードでは、慌てて他のスタッフが店内放送をかけて、それを聞いたお客様が店舗に戻ってきてくれたので事なきを得たが、あわやクレームにも成りかねないミスである。そして一見正論のように聞こえる派遣スタッフの発言だが、「責任を持つ」ことと「責任を取る」ことは異なる。責任を持って仕事をすることは、何も正社員や役職者だけがすることではなく、派遣社員やアルバイトであっても大切なことである。しかしそのことすらわかっていないこの派遣スタッフは、ほかにも次々と問題行動を起こすので、ぜひ最後まで読んでみて。
取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

