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劇場から5年。映画「もったいないキッチン」に描かれる日本の食品ロスとは

劇場から5年。映画「もったいないキッチン」に描かれる日本の食品ロスとは

福岡で見た「ローカルフードサイクリング」


4週間にわたる「もったいないキッチン」旅の終盤、ダーヴィドとニキは福岡市で「ローカルフードサイクリング」の活動に参加します。これは家庭の生ごみを自転車で巡って収集し、コンポストで堆肥化。その堆肥で、野菜を育てる取り組みです。

ダーヴィドとニキはこの地でもったいないキッチンのイベントを開催することにして、一般の家庭を訪問し、廃棄する予定の食品がないかを尋ねます。

訪問した家庭の冷蔵庫には、賞味期限切れの納豆や買いすぎた餃子の皮、作ったものの家族に飽きられてしまった大葉味噌など、捨てられそうな食材がいくつも出てきました。

集めた食材をどう料理するか、クックパッドでレシピを検索。キャベツのアチャールや特製餃子がテーブルに並び、廃棄食材を提供した家族からは「とてもおいしい」と感動の声が飛び出しました。

この活動は食品ロス削減にとどまらず、地域の人びとをつなぐコミュニティ作りにもつながっていました。小さな工夫が集まることで、大きな循環が生まれていく姿は、映画の中でも特に印象に残ります。

食品ロス問題を考えるきっかけに


©Macky Kawana

『もったいないキッチン』は、食品ロスをめぐる現状を描くだけでなく、その解決に向けたさまざまな実践を見せてくれる映画です。

今年は映画の劇場公開から5年の節目。2025年の日本は引き続き食品ロス問題を抱えています。映画の中で描かれるメッセージを通じて、日常生活での食べ物への向き合い方について改めて考えてみてはいかがでしょうか。

メイン写真:©UNITED PEOPLE

【もったいないキッチン】

監督・脚本:ダーヴィド・グロス


出演: ダーヴィド・グロス、塚本 ニキ、井出 留美 他

プロデューサー:関根 健次

制作:ユナイテッドピープル

配給:ユナイテッドピープル

配給協力・宣伝:クレストインターナショナル

2020年/日本/日本語・英語・ドイツ語/16:9/95分

映画公式サイト:http://www.mottainai-kitchen.net/

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