顎骨骨髄炎の前兆や初期症状について
顎骨骨髄炎の症状には、原因歯の周辺のぐらつき、ズキズキとした顎の痛み、歯肉や顔面の腫れ、膿の排出、下唇や顎先のしびれ、歯茎周りの顎骨の露出、全身の倦怠感、食欲の低下、不眠などがあります。
ただし発症初期の顎骨骨髄炎では、自覚症状がない場合も多いです。
症状が悪化すると炎症や膿の影響で、開口障害(口が開きにくくなる)、顎骨の壊死による骨折などをきたすケースもあります。
抜歯治療後の治りが良くなかったり、歯が自然に抜けたりした場合も顎骨骨髄炎のサインの可能性があります。
顎骨骨髄炎の検査・診断
顎骨骨髄炎の診断では、炎症の程度や病変の広がりを確認します。
主に血液検査や画像検査(レントゲン検査、CT検査、MRI検査、核医学検査など)、細菌検査などがおこなわれます。
血液検査では、白血球数やCRPなどの値を測定し、炎症の程度を確認します。
レントゲン検査では、口の中から顎までの病変の広がりを撮影します。
CT検査やMRI検査、核医学検査では、顎骨の炎症状態や壊死の有無などを観察します。
そのほか、患部から膿が出ている場合は、細菌検査がおこなわれることがあります。
細菌検査により、顎骨骨髄炎の原因になる細菌を特定します。

