私の住む地域ではめったに雪が積もらないため、冬に祖母の家で雪遊びをすることを、子どもたちは毎年楽しみにしています。この年も祖母の家を訪れ、みんなで雪遊びに夢中になっていると、一瞬の隙に子どもが1人、姿を消してしまったのです……。
突然、視界から消えた次女
長女が年長、次女が年中、長男が3歳、そして三女が1歳のときのことです。この年、祖母の家への帰省は、私の家族だけでなく弟や両親も一緒でした。
外では、両親がまだ小さい長男と三女を連れて、家の前で雪をふみふみしながら穏やかに遊んでいました。一方、長女と次女に駆り出された夫と弟、そして私はカメラ係として少し離れた場所へ。
数年前とは違い、幼児期になると雪遊びのレベルも格段に上がり、長女と次女は雪合戦をしたり大きな雪だるまを作ったりして、アクティブに遊ぶようになりました。
本格的な雪合戦に発展し、私がその様子を撮影していた、そのときです。
「あれ!? いない……!」
その場にいた全員が、一斉に次女の姿がないことに気づきました。次女の姿が、一瞬にして視界から消えてしまったのです。
見落としていた危険!
血の気が引く思いで「〇〇(次女)!!」と名前を呼ぶと、すぐに「ママー!」という声が返ってきました。声のするほうを見てみると、そこには笑いながら雪に埋まっている次女の姿が……!
本人は楽しそうにしていましたが、どうやら積雪で溝があることに気づかず歩いてしまい、すっぽりとハマってしまったようです。
雪が深く自力では身動きが取れなくなっていましたが、大人が助けるとすぐに抜け出すことができたので、「みんながいる場所で本当によかったね」と、一同胸をなでおろしました。

