包丁で叩く時に唱える「おまじない」
七草粥を作るときに、無病息災を願って歌う「囃子歌(はやしうた)」をご存知でしょうか?
筆者が京都で教わったのは、こんな歌でした。
「七草なずな 唐土(とうど)の鳥が日本の国に渡らぬ先に 手に摘み入れて~」
これを唱えながら、包丁の背やすりこぎなどで七草をトントントン…と叩きます。
「唐土の鳥」とは、大陸から病気や災いを運んでくる渡り鳥のこと(諸説あり)。それらが来る前に、強い生命力を持つ七草を食べてしまおう、という邪気払いの意味が込められています。

スーパーでは便利な「七草セット」やフリーズドライも売られています。
七草は根付きで売られていることが多いので、しばらく水に浸して汚れを落としてから使いましょう。

前日(1月6日)の夜に下茹でして刻んでおけば、当日の朝は炊いたお粥(またはご飯)に混ぜるだけで完成します。
明日の朝は、温かいお粥で身体の中からリセットして、健やかな一年をスタートさせましょう。
(野村ゆき)

