
藤井流星(WEST.)が主演を務め、七五三掛龍也(Travis Japan)が出演するオシドラサタデー「ぜんぶ、あなたのためだから」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)が1月10日(土)より放送開始される。放送に先駆け、同作の制作発表記者会見が行われ、藤井と七五三掛のほか、新婦・沙也香役の井桁弘恵、そして沙也香の母・若松香役の松下由樹が出席した。
■オシドラ史上最高火力のラブサスペンス
原作は、夏原エヰジによる同名小説。幸せ絶頂の結婚披露宴の最中、何者かによって毒を盛られた新婦・沙也香(井桁)。愛する妻のため、犯人捜しに乗り出した新郎・林田和臣(藤井)は、結婚式にいたカメラマンの桜庭(七五三掛)から、シャンパンに毒が混入していた可能性を打ち明けられる。
犯人は結婚式の参列者なのか。次々と明らかになる妻の親友や母の偽善ぶり、さらには沙也香のどす黒い過去。登場人物全員は容疑者という“超攻撃型ラブストーリー”となっている。
■藤井流星「裏ではゆるい空間が繰り広げられています」
冒頭、ステージで待つ新郎・藤井のもとへ、松下と共に入場してきた新婦・井桁。すると、すでにカメラマン席にスタンバイしていた七五三掛が立ち上がり、藤井と井桁の“ウエディングフォト”の撮影を。「笑顔でお願いします」「ピースをお願いします」と声をかけながら、まさにドラマ本編さながらのウエディングフォト撮影のシーンから会見はスタートした。
“オシドラ史上最高火力”と形容されている今作について、藤井は「初日からギアMAXの重たいシーンから撮ったんです。でもそのおかげで和臣がどういう人間かが分かって、(七五三掛演じる桜庭との)バディ感も掴めてきて、順調に進んでいます」と撮影の手応えを明かす。
また、劇中の雰囲気とは違う部分もあるようで、「しめちゃん(七五三掛)との撮影が比較的多いのですが、2人共のほほんとしたタイプなので、この作品の本筋とは裏腹に、裏ではゆるい空間が繰り広げられています」と告白する。
七五三掛も「相性ばっちりだと思います!」と笑顔に。「一緒に演技をさせてもらって、息がぴったりだなというのも感じますし、カメラが回っていないところでもコミュニケーションを取っていて、すごく話しやすいんです。10秒で終わる話を5分かけて喋るくらい、話すスピードが同じです」と、抜群の相性を見せていた。
そんな2人の様子を松下は「普段のお二人は私から見ていても本当に穏やかで、この作品とは真逆だなというのは感じながら、すごく難しい作品で難しい役どころですから、それをとても真剣にやられている印象です」とコメント。現場の雰囲気の良さを覗かせた。

■最も不穏な結婚式シーンについても「本当に初めての経験でびっくり」
一方の井桁は、ウエディングドレスでの撮影に「やはり特別です」と明かす。さらに「いろいろなお仕事をさせていただく中で何回も着ているのですが、今回の作品の中でのウエディングドレスは、他とは違う意味合いで、綺麗がゆえに怖く見える。それが今作ならではの特徴かなと思います」と話しつつ、「結婚式のシーンは気が引き締まるというか、特別な空間だなと撮影していても思いました」と語った。
そんなキャストが勢ぞろいした結婚式シーンの撮影について松下は、これまで演じた結婚式の中で最も不穏だったと振り返る。
「幸せな新郎新婦を見ながら、みんなが祝福をして…というシーンのはずなのに、背中にすごく嫌な空気を感じるというのが本当に初めての経験で、びっくりしました」と回顧し、「このドラマの面白さの一つでもあるのですが、表面上は笑顔だけど心の中で何を思っているのかというのが、そのシーンにも存分に発揮されています。それだけの若い役者さんがそろっています」とアピール。
松下のコメントに、藤井は「僕らも壇上から見ていて、全員が犯人に見えました」と頷き、七五三掛も「ファインダー越しに皆さんを見ていても、笑っているようで笑っていなくて。怖かったです」と明かした。
■七五三掛龍也「無言も耐えられる仲です(笑)」
今作は、「登場人物、全員容疑者」というキーワード通り、全員が怪しく見える“癖の強い共演者”と、犯人捜しをする和臣と桜庭との間で繰り広げられる直接対決がポイントの一つとなっている。会見内では、“対戦相手”であり“容疑者”でもある共演陣から、藤井&七五三掛への印象が語られる場面も。
藤井への印象は「関西の明るいお兄さん」(井桁)、「真っ直ぐで男気がある」(古屋呂敏)、「現場を和ませてくれる」(鈴木愛理)などのワードが並び、藤井は「褒められててやりづらいですね(笑)」と照れ笑いしながらも「実は、普段の僕はあまり大人数の前では喋らないので、後輩にはクールな人なのかと思ってた、と言われることもあるんです。明るいとか頼もしいとか言っていただけるとうれしいです」と喜びをあらわにする。
七五三掛からも「共演する前はクールなイメージが強かったです。実際に共演させてもらって思ったのが、たくさん話してくれるということ。優しい方ですし、たくさん話題を振ってくれて、一緒にいて居やすいですし、無言も耐えられる仲です(笑)」と明かされると、藤井は「本当に会話のテンポが同じなので、相性がばっちりです」と、改めて居心地の良さを語っていた。
■七五三掛の印象を明かす「実物を見ている目がすっごく優しい」
一方、「ミステリアスな雰囲気が桜庭にぴったり」(草川拓弥)、「撮影の合間にクレープの写真を30分も撮り続けていた」(なえなの)といったコメントが寄せられた七五三掛。
なえなののコメントには「ちょっといじられてる(笑)」と笑いつつ、「自分自身ではミステリアスなイメージがあると思ってなかったので、それにびっくりしました」と驚いた様子。
井桁からは「初日にお会いしたときから桜庭の雰囲気をまとい過ぎていて、ミステリアスな感じだと桜庭を通して思ったんですけど、撮影を重ねるにつれて、めちゃくちゃ柔らかくて優しいオーラの方だなという印象になりました」と言われ、「うれしいです」と笑顔に。
さらに松下からも「カメラを覗いている逆側の、実物を見ている目がすっごく優しいんです。だから、いつも穏やかに接する方なんだろうなという印象です」と伝えられ、にこやかな表情を浮かべていた。
■「受け取った両親が号泣していて、僕もそれを見て号泣して…」
また、質疑応答では理想の結婚式についても質問が及び、「ハワイですね。めっちゃ楽しそうだなとシンプルに思います」と答えながらも、「でも、直近で言ったら妹が明治神宮で挙げていて。和装の式を経験したことがなくて、それはそれでまたいいなと思ったので、今は答えが出せないです」と明かした藤井。
一方の七五三掛は、「妹の結婚式で、披露宴の最後に両親に手紙を読んだときに、生まれたときのグラム数を同じお米を渡していたのですが、受け取った両親が号泣していて、僕もそれを見て号泣して…。僕もやりたいと思いました」と、それぞれが家族にまつわるすてきなエピソードを披露していた。
最後に藤井が「“オシドラ史上最高火力”と言っているくらいのラブサスペンスなので、結構なスピード感で話が進み、めまぐるしく展開していきます。毎話進むごとに『犯人は誰なのか』と考察しながら見ていただけたらうれしいです。『ぜんぶ、あなたのためだから』は略称はありません(笑)。なので、“ぜんぶあなたのためだから”と全部打っていただいてハッシュタグをつけて、盛り上がっていただけたら」と呼び掛け、会見の幕を下ろした。

