「体質性黄疸」の初期症状を医師が解説 黄疸が出るのに治療不要なの?

「体質性黄疸」の初期症状を医師が解説 黄疸が出るのに治療不要なの?

体質性黄疸の前兆や初期症状について

体質性黄疸の初期症状は、主に白目や皮膚が黄色くなることで、血中のビリルビン濃度が上昇することで引き起こされます。

一部では、皮膚のかゆみ、食欲不振、全身倦怠感などの症状も現れることがあります。
ジルベール症候群ではみぞおちや右上腹部の痛みが生じるケースもあります。

クリグラー・ナジャー症候群では、筋緊張の低下や傾眠傾向、けいれんなどの神経学的症状が生じることがあります。
さらに進行すると、アテトーゼ(不随意運動)や感音性難聴などの深刻な症状も見られます。
適切な治療が遅れると、重篤な後遺症が残ったり、最悪の場合は死に至ったりする可能性があります。

体質性黄疸の検査・診断

体質性黄疸の検査は、主に血液検査と尿検査を中心におこなわれます。
総ビリルビン値とともに、間接ビリルビンと直接ビリルビンの値を個別に測定し、黄疸の種類を鑑別します。
AST、ALT、ALPなどの肝機能マーカーも併せて検査し、肝臓の状態を評価します。
赤血球数や、炎症の程度を反映するCRPや白血球数なども測定項目に含まれます。

腹部超音波検査をおこない、肝臓の状態や、ビリルビンが流出する胆管の閉塞の有無も確認します。
これらの検査結果を総合的に判断し、体質性黄疸の診断をおこないます。

配信元: Medical DOC

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