コレステロールが高くなる原因
悪玉コレステロールが高くなる原因は、偏った食事や運動不足などの生活習慣・肥満・遺伝・ホルモンバランスの変化などです。その他にも病気が原因で高くなる場合があります。
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモンが低下します。甲状腺ホルモンは悪玉コレステロールの代謝に関わるホルモンで、不足すると悪玉コレステロールの排泄が低下するため悪玉コレステロールが高くなります。甲状腺機能低下症で現れる症状は、疲れやすい・寒がり・むくみ・体重増加などです。悪玉コレステロールの高値や甲状腺機能低下症の症状があれば、早めに内分泌科を受診しましょう。
糖尿病
糖尿病ではインスリンという血糖値を下げるホルモンの作用不足が起こります。このインスリン抵抗性により、悪玉コレステロールが高くなりやすくなります。糖尿病は初期では症状がありませんが、重症化すると、体重減少・のどが渇く・倦怠感などの症状が現れるため、注意をしましょう。悪玉コレステロールの高値・高血糖の指摘や糖尿病の症状があれば、早めの内科受診をお勧めします。
神経性やせ症
神経性やせ症では悪玉コレステロールが高くなります。原因は解明されていませんが、代謝異常によるものと考えられています。神経性やせ症で現れる症状は悪玉コレステロールの高値や低体重・低血圧・無月経・下肢のむくみなどです。悪玉コレステロールが高く、神経性やせ症の症状があれば心療内科を受診しましょう。
更年期症候群
女性ホルモンのエストロゲンは脂質の代謝に影響しています。閉経や卵巣摘出などが原因でエストロゲンの分泌が少なくなると、悪玉コレステロールは上昇しやすくなります。閉経などホルモンバランスが変化する年齢になり、悪玉コレステロールの高値を指摘されたら内科を受診しましょう。更年期の症状が、日常生活に支障をきたす場合は婦人科の受診をおすすめします。
ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群とは腎臓の病気です。尿にたんぱくが大量に出てしまうため、低たんぱく血症となりむくみが現れます。また、ネフローゼ症候群では低たんぱく血症に伴い、肝臓でのコレステロールの代謝異常が起こるため、悪玉コレステロールが高くなります。尿蛋白に加えて悪玉コレステロールの高値やむくみなどの症状があれば腎臓内科を受診しましょう。
受診・予防の目安となる「コレステロール」のセルフチェック法
アキレス腱が肥厚した症状がある場合
まぶたや肘や膝など体に黄色腫が現れた場合
目に角膜輪が現れた場合

