無垢でおとなしかった子猫が、成長して“焼き鮭への強い執念”を見せるように——。その微笑ましいビフォーアフターに、思わずクスッとしてしまいます。

引用元:@dorodangobonta
紹介するのは、小熊香奈子(@dorodangobonta)さんの愛猫・元保護猫のコイモちゃん(取材時7才)です。
椅子にちょこんと座っているこちらの姿は、保護から2〜3週間ほど経った、生後推定3〜4カ月ごろのもの。食卓を遠巻きに見つめる、あどけない様子が印象的です。

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保護直後はガリガリに痩せていたというコイモちゃん。獣医師からは「たくさん食べて栄養をつけて、体重を増やしてください」とアドバイスがあったといいます。
ゴハンをしっかり食べられるようになると、体つきにも子猫らしい丸みが戻り、小熊さんもほっとひと安心。体力がつくにつれ、家の中をあちこち探検する姿も見られるようになりました。

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食卓にも興味はあった様子のコイモちゃんですが、「ここはあんまり乗っかるところじゃないのかな……」と感じていたのか、テーブルに飛び乗ることはありませんでした。
そんな控えめで賢い姿に、小熊さん一家も感心していたといいます。
小熊さん:
「『保護される数週間前まで、ゴハンもろくに食べられないひもじい生活をしていただろうに。人間のおかずに手を出さないなんて、なんて分別のある賢いコなんだろうね』と、子猫時代のコイモは家族から褒められていました」
控えめなタイプだったコイモちゃんですが、7年の月日を経て驚きの“成長ギャップ”を見せています。
7年後の現在は“焼き鮭を狙う”コに成長!
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すくすく成長し、現在7才になったコイモちゃん。こちらの1枚は、食卓の焼き鮭をしつこく狙い、思わず“強制退場”させられてしまった日の様子です。
ふだんから焼き鮭の香りには目がないコイモちゃんですが、この日もその“執念”が炸裂。事前にゴハンやおやつを食べて機嫌は良かったはずなのに、焼き鮭の誘惑にはどうしても勝てなかったようです。
食事中の家族の腕に頭をぐいっと押し付けたり、おかずをまたいで通り抜けてみたりと、いつも以上に大騒ぎ。「この日は計3回、台所から居間へ退場していただきました」と、小熊さんは振り返ります。

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この7年間で味覚の幅も広がり、お刺身用のサーモンを無塩で焼いたものなどをごく少量だけおすそわけしてもらううちに、“お魚のおいしさ”を知るようになったというコイモちゃん。
そのため、焼き魚の日はいつも以上に積極的にテーブルへ向かうようになったそうです。

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もちろん、コイモちゃんは塩分のある焼き魚は食べられません。そのためコイモちゃんが狙うたびに、家族の誰かがそっと抱き上げて床へ戻すという“攻防戦”が、すっかり夕食の恒例行事になっているそうです。

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調理の音や香りにも敏感で、グリルをつけた瞬間に足元へスタンバイ。最近は「自分はこの家でいちばん偉いらしい」と思っているようなそぶりもあるため、焼き魚の日はさらに前のめり。
家族がそろうまで焼き鮭を電子レンジへ避難させると、その前でどっしり待ち構え、家族に無言の圧を送ってきます。
「ごはんできたよ〜」の声かけにも誰よりも早く反応して椅子に着席するのが、最近のおきまりパターンだそうです。

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食事中はパパさんが「防御担当」としてこまめに食卓から降ろすため、コイモちゃんの“焼き鮭ハンティング”は一度も成功していないのだそう。
とはいえ、小熊さん家族もゆっくり鮭を味わえない状況に、「もう、人間がケージに入って食べるほうが早いかもしれないね」と笑い合うほど、にぎやかで楽しい夕食時間になっているようです。

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保護当時の控えめだった姿からは想像できない現在のコイモちゃんについて、小熊さんはこう語ります。
小熊さん:
「『ひもじい野良時代を過ごしてきた子猫のときのほうがおしとやかで、満ち足りた生活をしてる今のほうが、お魚を狙うなど“野良猫感”があるのはどういうことだ』と、あべこべ感をおもしろく感じます」

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小熊さん:
「成長とともに、体も態度も大きくなったコイモ。それだけ家族に心を開いて甘えてくれているということでしょうか。そう思うとすごく愛おしいです」
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写真提供・取材協力/@dorodangobontaさん/X(旧Twitter)
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
